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よく考えると「MFC 経験者」も集まっている。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/08/18
最終更新日:2018/06/21
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

いい加減、このネタもしつこくなってきましたね。
でもガンガンいきますよ。

「C++ 経験者」での検索上位を狙おうと思えば、本気でSEOをやらないとなかなか結果が出そうにありません。
さすがにMUMPSやTcl/Tkのようなわけにはいきません。

私がSEOに挑戦するときは、広報目的のこともありますが、最近はもっぱら興味本位です。
実際に多少なりとも検索結果に影響を与えそうなコンテンツを公開して、それがどの程度の影響をもたらすかの実験なのです。

今回の挑戦は「MFC 経験者」です。

知らない方もいると思うので、簡単に説明しておきます。
MFCというのはMicrosoft Foundation Classのことで、Visual C++向けのフレームワークです。

2000年代の初めまでのWindowsプログラミングはVisual C++が主流でしたが、そのころはMFCを使って実装するのが普通でした。
古臭いフレームワークではありますが、現在にいたるまでMFCは進化し続けていて、.NET Frameworkとは別の道を歩んでいるといった感じです。

私も昔はMFCを使った開発をよくやったものです。
ただ、2000年代後半以降は、コマンドラインツールの開発を主に手掛けていたので、長い間MFCに触れることはありませんでした。

最近でもMFCの案件情報というのは時々見かけます。
各社の営業担当者もMFCを知らない方も多いようで、時代を感じさせます。

そんなMFCですが、弊社には直近で経験がある技術者がいるのです。
頭数が少ない割には、結構いろいろやっているもんだと、自社のことながら感心してしまいます。

MUMPSやTcl/Tk同様、経験者がいても身体が空いているかどうかは別問題です。
なので、本当にニーズがあるのなら早め(数か月前とか)におっしゃっていただけると助かります。

かくいう私も、実は最近、もう一度MFCをやってみようかと考えています。
過去の資産のメンテナンスではなく、新規開発に使うために、最新のMFCを使おうかともくろんでいます。

仕事柄、Windowsアプリケーションを開発することも少なからずあるのですが、その場合、コア部分をC++で、フロントエンドをC#で、そしてC++/CLIでブリッジといった構成にすることになります。
それなりのメンバーがそろっていれば何ら問題はありません。
けれども、メンバーの力量に不安があるとそうはいかないのです。

結局、雑多なメンバーはC#だけで何とかできるように工夫するしかなくなります。
そのために、パフォーマンスが犠牲になったり、場合によってはいびつな構成になったりもします。

そんなことをするぐらいなら、いっそのことMFCを使って全部C++で作った方がマシかもしれません。
Qtを使うかMFCにするかといったところです。

個人的にはMFCもQtも決して好きではありませんが、何がマシかの選択なのです。
今の時代にMFCができるメンバーを募れば、その高い参入障壁によってそこそこの猛者が集うことが期待できるというものです。

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