大阪市中央区 システムソフトウェア開発会社

営業時間:平日09:15〜18:15
MENU

時間単位の有給を使い、仕事を抜けて救急車に乗ってきた件

著者:馬詰道代
公開日:2021/06/28
最終更新日:2021/06/28
カテゴリー:雑記

先週はなかなかハードの1週間でした。
10年ほど前から高齢者4人のキーパーソンとして、私の個人の携帯は関係各所に登録されています。
何かあれば仕事中に飛んでいかなければなりません。
そんなことを繰り返し、今では4人が2人になりました。

先週の水曜日も電話がかかってきました。
11時前です。
そんな電話は何の前触れもなくかかってきます。
義父が暮らしている老人ホームからの電話です。
足の痺れと微熱(37度台)と血中酸素の低下の症状があり、病院に連れて行くので対応して欲しいとの依頼です。
義父とホームのスタッフさんと病院で落ち合う約束で会社を出ます。
出掛けに1件だけ営業の電話をかけ、私が居ない間の対応を隣の開発室にいてる社員にお願いします。
待ち合わせの病院に着いたら、微熱と血中酸素の低下をお知らせしたのがNGだったのか、コロナ禍での受診を拒否られた義父とスタッフさんが待っていました。

義父は1週間前にコロナワクチン接種の2回めを終えているのですが、それでも微熱と血中酸素の低下はコロナ感染を疑われるのか、受診を拒否られるようです。
ここから次の病院へ移動です。
受け入れ可能な病院探しはホームの看護師さんがしてくださいます。
そして、受け入れが決まった病院からの指示でタクシーではなく救急車を呼びことになります。
到着した救急車には当然、私も乗ります。
救急隊の方には「施設でコロナ感染の人は出たとかきいていますか?」と尋ねられます。
「いえ、きいていません。すみません、タクシーで行けるのに病院から救急車で来るようにと言われて」と、詫びます。
救急車を呼ぶほどの状況やないのにと思ってしまいます。
救急車内で酸素投入された義父の血中酸素はすぐに95あたりの数値を示すようになり、心なしか顔色も良くなってきました。
コロナかもしれないからタクシーではなく救急車移動を指示されたのでしょうか。

病院に着いた義父と私は、コロナ陽性の疑い扱いと公言され、義父のコロナ検査の結果が出るまでの3時間を病院併設のプレハブに隔離されます。
救急車の中でも、義父のワクチン2回め接種に証明書を提示したのですが、水戸黄門の印籠のような効果は認められませんでした。
残念です。
3時間後に無事に陰性の結果を得て、診察へと駒を進めます。
その後、まぁ、そうなるであろうと思っていた入院となり、その手続きを済ませ、私は17時過ぎに会社に戻ります。
この間、私は食事はおろか飲み物ひと口も口に入れませんでした。
病院の中でマスクは触らないを徹底します。
万が一、義父が陽性だったとき、私が濃厚接触者になるのか否かはマスクの取り扱いで決まるかもしれません。
ここは徹底した方が賢明です。

17時過ぎに会社に戻った私は2、3電話やメールを済ませて、定時でお暇しました。
病院の付き添い、ほぼ椅子に座っているだけですが、まぁ、疲れます。
こういう時に限って、仕事もいろいろイレギュラーが発生します。

こうやって、私は中抜けで有給を使います。
弊社は1時間単位で有給を使うことが可能です。
中抜けで有給を使うような技を使っているのは私ぐらいですが。
他の社員は病院に行ってから出勤とか、夕方1時間早く退勤して病院とかで時間単位で有給を使います。
時間単位なので、いろいろアレンジして使えるので社員にはありがたいとは思うのですが、それを管理する私はまぁ、正直言って面倒くさいです。
といいつつも、私が一番、時間単位での有給を使っているんですよね。

    上に戻る