ORACLEMASTER 備忘録8(8/10)
続き
SQL Developerを使用したビューの作成
SQL Developerを使用してビューを作成するには、次の手順を実行する。
1、「ビュー」を右クリックして「新規ビュー」をクリック。
2、「ビューの作成」ウィンドウが表示される。ビューの名前を入力して、SQL問合せを入力する。定義が終わったら「OK」ボタンをクリックする。
・右上の「詳細」チェックボックスにチェックを入れて、「クイックピック・オブジェクト」を選択すると、画面上で列を選択することもできる。
3、ビューが作成される。「データ」タブを選択すると、ビューのデータが表示される。
ストアドプログラムの管理
データベースには、アプリケーション開発者が作成した“プログラム”を格納できる。これらのデータベースに格納されたプログラムのことを「ストアドプログラム」または「データベース常駐型プログラムユニット」と呼ぶ。
ストアドプログラムとは
ストアドプログラム(データベース常駐型プログラム)とは、“PL/SQL”または“Java”で記述されたプログラムであり、アプリケーション開発者がOracleデータベース内に作成するスキーマオブジェクトである。
PL/SQLはSQLに対する“Oracleの手続き型言語拡張”である。データベースの中に「共通で使用するプログラム」を格納しておくと、任意のアプリケーションプログラムから呼び出して使用できるというメリットがある。
これらのプログラムコードはSQL Developerで管理できる(オブジェクトの作成、コンパパイル、シノムニ(別名)の作成、権限の付与、依存性の表示など)
作成できるプログラムコードは以下の通り。
・作成できるプログラムコードのタイプ
パッケージ仕様部:
型、変数、定数、例外、カーソル、およびパッケージの外からも参照できるサブプログラムを宣言する。
パッケージ本体:
パッケージ本体部。カーソルの問い合わせとパッケージに定義されたプロシージャとファンクションなどのサブプログラムのPL/SQLコードを定義する。
プロシージャ:
単一のタスクを実行するプログラム。
ファンクション:
単一のタスクを実行するプログラム。呼び出し元のプログラムに値を戻す必要がある。
トリガー:
表、ビュー、イベントに関連付けられたプログラム。
※パッケージとは
パッケージとは、論理的に関連するプロシージャとファンクション、およびこれらが使用するカーソルや変数を一つのグループにまとめたスキーマオブジェクト。通常、パッケージは仕様部と本体の2つの部分で構成される(本体が不要な場合もある)。
仕様部がインターフェイスとなり、実際の処理が記述されている本体はブラックボックスと考えることができる。