正しいマウントの取り方
春以降、テレワークやら大雨やら何やらでなかなか帰社が叶わない社員がいました。
あまりに放置し過ぎるのも良くないので、というよりひと月に最低1回は声を聞きたいので電話してみました。
離れて暮らす我が息子にさえ、電話はしません。
こちらから連絡を取ることはあまり、いえ、ほとんどしません。
毎日顔を会わせる開発室に勤務する社員は当然として、現場で働く社員との交流の方が我が息子より交わされています。
そんな中、大抵、いつでもご機嫌な社員に電話しました。
仕事についてはご機嫌な様子ながら、暑さを嘆いております。
「C++で暑さを和らげるシステムを開発したら?」という、私のどうでもいい冗談に乗ってくれます。
このあたり大阪の男の子です。
そして、「善処する」とのことですので、「そんなことがきた日にはうち、ウハウハやで」と終えた次第です。
来るべきウハウハの状況を目指して、日々、精進したい所存でございます。
また、ウハウハになった折には、その彼にはたーんと賞与を励みたい所存でもあります。
ずいぶん前、弊社のNASがいかれた記事を書きました。
先日、その記事を再度読み直す事案が発生しました。
時を経て、今さらながら知った事実があります。
あのとき、私はNASから取り出したハードディスクの中にあるデータを取り出したく、あちらこちらをググりました。
前述の社員が帰社した折に見てもらい、データはまだ生きていると判断できる状況であることを教えてもらいました、
最終、データを取り出すのはそのときにググッたサイトを参考に別の社員にやってもらい、無事に生き返ったわけです。
そのとき、NASの中のデータはWindowsでは認識しないということを知りました。
弊社のNASはLinuxでしか認識しないと知り、取り出したハードディスクとRaspberry Piを繋いだことを記憶しています。
あのときはNASとLinuxの関係になんら疑問を持ちませんでした。
今回、あらためてNASが壊れたときのマウントの取り方をググる機会があり、いろいろページを眺めていて、NASにOSが乗っていることを知りました。
今さらです。
そして、それがWindowsでもMacOSでもなくLinuxである理由も初めて知りました。
そうして、NASを扱う人数が多くなれば、Linuxで動くNASよりWindowsで動くNASが良いことも知り、へぇ、じゃあ、うちの会社のNASもWindows搭載のNASがええやんと、メーカーサイトに行ってみました。
が、即、諦めました。
非常にお高いのです。
一般に出回っているNASがLinuxという理由がこれです。
自宅にNASを設置したのは10年以上前です。
よくもまぁ、10年以上もNASの仕組みを知らずに使っていたものやと思った次第です。
全ては怪我の功名です。
オォ!マイゴッド!!という事案に遭遇して得た知見です。
そして、今回、前述の社員に電話をして、マウントの取り方を教えてもらいました。
マウントとは、コンピューターに接続した周辺機器や外部記憶装置等をオペレーティングシステム(OS)に認識させ、利用可能な状態にすることを指します。
また、別のマウントはこうです。
マウントとは、人類を含めた哺乳類が、相手の上に向かい合った状態で馬乗りになる、乗りかかる行為を指す。
登る、乗る、またがるを意味する“mount”が由来。
マウントを取る行為は、自分の優位性をアピールすることを意味する。
互いに“格付け”し合い、相手よりも上に立とうとする言動や行為の全般を表す。
社員に教わったマウントの取り方は、「マウント、スペース空ける、マウント取りたいハードディスクの名前、スペース空ける、マウントを取って抜きたいデータを入れる場所」をコマンドで打つです。
非常にわかりやすく説明してもらいました。
もうひとつのマウントについても同じなのでしょう。
つまりは、さぁ今からマウント取るで、ひと息つく、マウントを取りたい人を定める、ひと息つく、マウントを取る箇所(ポイント)を攻める、これですね。
正しいマウントの取り方。
正しいマウントの取り方、非常に大事です。
そうして、意味もなくマウントを取る人の正しい対応はただただスルーに限るということを付け加えておきます。
NASのデータのマウントの取り方をググる中でいろいろと勉強になりました。
そういえば、昨夜、Linuxでは国勢調査の回答はできないというネタを見ました。
へぇ、なんでわざわざLinuxなん?面白いですね。
私はスマートフォンでサクッと終えました。
OSはiOSで、ブラウザはSafariです。