ORACLEMASTER 備忘録7(4/10)
続き
ユーザー属性の変更
ユーザー属性は、ユーザーアカウント作成後に変更できる。
EM Expressを使用したユーザー属性の変更
EM Expressを使用して、ユーザー属性を変更するには、次の手順を実行する。
1、「セキュリティ」メニューから「ユーザー」をクリックする。
2、ユーザー属性を変更するユーザー名を選択して、「アクション」メニューをクリックする。実行したいタスクに応じて「詳細の表示」「アカウントの変更」「表領域の変更」「権限とロールの変更」「オブジェクト権限の付与」メニューを選択する。
3、「詳細の表示」メニューでは「権限とロール」「オブジェクト権限」「割当て」を設定できる。それぞれのタブを選択して「編集」ボタンをクリックすると編集できる。例えば表領域の割当て制限の変更を行うには、「割当て」タブで割当て制限したい表領域を選択し、「編集」ボタンをクリックする。
4、「アカウントの変更」メニューでは、認証方式、パスワード、プロファイル、パスワードの期限切れ、アカウントのロックを変更できる。
5、「表領域の変更」メニューでは、デフォルト表領域と一時表領域を変更できる。
6、「権限とロールの変更」メニューでは、付与するシステム権限とロールを変更できる。左側のボックスで付与する権限を選択して、右のボックスに移動する。
7、「オブジェクト権限の付与」メニューでは、付与するオブジェクト権限を指定できる。
SQL文を使用したユーザー属性の変更
SQL文を使用してユーザー属性を変更するには、ALTER USER文を使用する。
・ユーザー属性の変更
ALTER USER ユーザー名
[IDENRIFIED BY パスワード名]
[DEFAULT TABLESPACE 表領域名]
[TEMPORARY TABLESPACE 表領域名]
[QUOTA サイズ ON 表領域名]
[PROFILE プロファイル];
ユーザーアカウントの削除
データベースにアクセスする必要がなくなったユーザーアカウントは削除できる。ユーザーアカウントを削除すると、それ以降、ユーザーはそのユーザー名を使用してデータベースにアクセスすることはできない。同時にそのユーザーが所有していた表や索引などのすべてのオブジェクトも削除される。
EM Expressを使用したユーザーアカウントの削除
EM Expressを使用したユーザーアカウントを削除するには、次の手順を実行する。
- ユーザーを選択して、「アクション」メニューから「ユーザーの削除」ボタンをクリックする。
- 「ユーザーの削除」ページが表示される。ユーザーがオブジェクトを所有している場合、「カスケード」にチェックをつけて、「OK」ボタンをクリックする。「カスケード」にチェックをつけると、ユーザーアカウントの削除前にそのユーザーのスキーマ内にあるすべてのオブジェクトが削除される。