技術士チャレンジしてみようと思います
ごきげんよう、皆様。
技術担当の大林です。
そろそろ学生時代に取った基本情報以外にも何か資格取ろうかなと思ってた所、中々良さげなものを会社の人から紹介してもらったので、ちょっと挑戦してみようと思います。
その名も、「技術士(補)」。
なんと国家資格です。
しかも、名前に士って付いててカッコいいやつです。
1次試験合格で技術士補、2次試験合格で技術士に登録出来るようになります。
なんだかんだで技術士の名前自体は聞いた事あったものの、これはちょっと盲点でした。
ちょうど先週末から試験の申し込みが開始してたので、今日仕事帰りに1次試験の受験料11000円(非課税額なのに税込みっぽい!)を払ってきました。
さて、こちらの資格、受験料の方はちょっとお高めなのですが、調べれば調べる程中々にコスパが良さそうな感じです。
特に技術士補の方、かなり狙い目だと思います。
以下、私見ではありますが、私目線のメリットです。
1、受ける人自体が少ない
前回の技術者1次試験で、情報工学部門の受験申込者数は815人しかいませんでした。
大体基本情報やITパスポートの受験者数の100分の1よりちょっと多い程度です。
しかも、申し込んだけど受験しないという人が大半のようで、実際は269人しか受けなかったようです。
名前がよく知られてるのに持ってる人は激レアなので、就職活動の履歴書とかに載せたら高確率で面接まで持っていけたりしそうです。
ちなみに余談ですが、こちらの技術士試験、分野によっては受験者数が1桁しかいないとかもザラのようです。
2、合格率が高い
こちらの方、技術士に登録するための2次試験の方は合格率1割や、下手したらその年の合格者0人とかが頻発するほど難易度が高いようなのですが、技術士補に登録するための1次試験の方はそんなに難しくなさそうです。
それを示すかのように例年7割弱位の合格率は出てますし、合格率だけを見るならITパスポートより高いです。
5割以上の正解で1次試験は合格出来るようなので、半分間違えても大丈夫というのも大きく当てずっぽうでも2割は取れる計算ですし、問題の方も選択式なので得意分野もある程度まで狙い撃ち出来ます。
ぶっちゃけ、過去問見た感じだと、ITパスポートや基本情報合格に善戦出来る人なら情報工学の専門科目の方は問題なく取れると思いますし、基本科目の方でも同じ知識がいくらか流用出来るので、専門科目少なめ、基本科目・適正科目多めのような配分で勉強すれば、かなりいい線行くと思います。
3、上手く活用できれば会社的にも自分的にもメリットが大きい
こちらの技術士、もし取れれば会社的にかなり大きなメリットがあります。
小耳に挟んだ程度で実態はわからないのですが、一部の仕事の発注条件に「技術士限定」というもので出して来る方がいたり、国際的なエンジニアとして他国とのやり取りも発生しやすくなったりと、一人所属しているだけでも営業をかける上での選択肢が広まり、有利に立ち回れるようです。
参考(文部科学省サイト):
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/018/attach/1400801.htm
また、個人のメリットにフォーカスを当てて見てもAPECやIPEA国際エンジニアの審査に申し込む条件になっていたりして、ステップアップを望む上での前提にもなってきます。
国際エンジニアは現在日本はもちろん、世界的に見ても世界中で数えても1万人もいるかいないか程度の人数のようで、かなりの信用ある立場です。
こうなると、仕事にあぶれる心配はしなくて良くなりますし、かなりの好条件で仕事出来ると思います。
また、実態としては業種によってメリットの大小に差があれど、共通した利点として、技術士補の方は、技術士と一緒に仕事をする事で、本来7年の実務経験がかかる所を4年に短縮して受験資格を得ることが出来ます。
そう、社内に一人技術士がいれば、その会社は技術士を増やしやすくなるのです。
もしかしたら、上記国際エンジニアを目指して会社に意欲的で優秀な人材が来てくれるきっかけにもなるかもしれないですし、一人でも技術士が所属しているというメリットはかなり大きいと思います。
また、会社的に居て欲しい人になるという事は、裏を返せば就職・転職時や待遇の交渉時に非常に有利な立場になれる事が考えられますので、一生会社勤めで安定した生活を目標にする場合でもかなり有用な資格だと思います。
今はまだあまり情報工学の技術士のメリットは大きくなさそうですが、今後メリットが更に大きくなる可能性もあるため、今のうちに技術士になれば会社・個人共にかなり有利な事が想像出来ますし、もし社内または採用が見込める中に技術士が居るなら、その予備軍たる技術士補でも将来の期待値がかなり大きい資格だと思います。
もし良かったら、この記事を見てくださった貴方も、一緒に技術士チャレンジしてみましょう!
では!
読んでいただきありがとうございました!