VMwareにRspberrypiDesktopをインストールしよう
こんばんは。。國松です。
普段はラズパイでは電子工作的なことをしていますが、ちょっとGUIやWebアプリについて学んでみたいと思い、せっかくなら「ラズパイでやってみよう」という事になりました。
ラズパイのGPIOを使わないなら仮想環境で学習(いずれは開発)すればいいと助言を頂きました。ですので今回はラズパイでGUIやWebアプリについて学習するための環境を構築していきたいと思います。VMwareにRaspberrypiDesktopをインストールしていきます。
Raspberry Pi Desktopとは
PC及びMac用のオペレーティングシステムです。ライブディスクを作成したり仮想マシンで実行したりコンピューターにインストールすることもできます。
VMwareとは
ざっくりというと1台のコンピューター上で、複数OS(オペレーティング・システム)の実行を可能とする仮想マシンのソフトウェアのうちのひとつです。その他の仮想マシンとしてはVirtualBox,KVMなどがあります。
VMwareのインストール
以下のサイトを参考にインストールを行いました。サイトでは仮想マシンにCentOs7をインストールしていますが今回はRasobrryPiDesktopをインストールします。
参考サイト
エンジニアの入り口 [ゼロからわかる]VMwareのインストール方法と使い方
Raspberry Pi Desktopのインストール
Raspberyy Pi Desktop からDownload ISOをダウンロードする。
参考サイト
金子邦彦研究室 Raspberry Pi Desktopのインストール
vmwareで仮想マシンを作成してRaspberry Pi Desktopをインストール
エンジニアの入り口 [ゼロからわかる]VMwareのインストール方法と使い方
上記サイトの『インストーラーが起動するまで』からの手順通りに行いました。
ただしOSの選択にRaspbeppy Pi DesktopはないのでDebian9.X 64-bitを選択しました。
仮想マシンの起動をするとRaspbrry Pi Desktopが無事に起動しました。
ラズパイ本体が無くてもラズパイを動かせる?Raspbery Pi DesktopですがGPIOは使えません。なので電子工作には使えません。Raspberry Piの設定からインターフェイスタブをクリックして見るとなんとも寂しい感じです。
VMwaretoolsのインストールについて
Vmwaretoolsとは
ホストOSとゲストOSの間でドラッグアンドドロップができたり、VMware Player のウィンドウを拡大縮小するだけでゲストOSの解像度を自動的に変更できたり何かと便利です。便利なのでインストールしようと思ったのですがすんなりとは行きませんでした。
VMwareを起動してPlayer(P) →管理(M)→VMwaretoolsのインストールを選択すれば簡単にインストールできるはすでしたが….
以下のようなエラーメッセージが出てしまいました。
『ゲストOS にログインしていることを確認してください。 ゲストの仮想CD ドライブをマウントし、ターミナルを起動し、tar を使用してインストーラを展開します。 展開したら、vmware-install.pl を実行して VMware Tools をインストールします。』
以下のサイトを参考に何とかインストールできました。
参考サイト
Solr, Python,Macbook Air in Sinagawa Seaside
手順
1.RaspberrypiDesktopのインストールを終える
2.rootでログイン
3.以下のコマンドを順に実行
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 | # mount /dev/cdrom /mnt # cp /mnt/VMwareTools-9.2.0-799703.tar.gz /tmp # cd /tmp # tar xvfz VMwareTools-9.2.0-799703.tar.gz # cd vmware-tools-distrib # ./vmware-install.pl |
4.あとはリターンキー押していけば大丈夫です。
5.reboot
VmwareToolsのインストールについてその他の参考サイト
Vmware Toolsを手動でインストール
参考サイトへのリンクばかりで申し訳ないのですが何とか環境も整いました。
ラズパイでGUIとWebアプリの勉強をはじめていきたいと思います。
GUIはPyQt5をwebアプリはFlaskをやっていく予定です。(変更の可能性はあります。)