IchigoJamはじめました。(2)
こんばんは。少しお久しぶりです。國松です。
今回はIchigoJamの基本と複数のLEDの点灯をしていきたいと思います。
プログラムの作成と保存
IchigoJamで作成したプログラムは電源を落とすと消えてしまいます。SAVEコマンド(F4でもOK)を使用すればIchigoJam本体に最大4つまでプログラムが保存できます。
プログラムの保存 SAVE 保存先の番号(0~3)
保存したプログラムの読み込み LOADコマンド
読み込まれたプログラムの内容の確認 LISTコマンド
作成中のプログラムの消去 NEWコマンド
画面に文字を表示
PRINTコマンドを使用します。PRINTコマンドを使えば計算結果を表示したり文字(列)や数値を表示できます。
数値の表示 PRINT 1234 (IchigoJamでは小数点は扱えません。)
文字の表示 PRINT ”Hello IchigoJam” 表示したい文字を”(ダブルクォーテーション)で囲んで下さい。
IchigoJamの計算記号
記号 | 意味 |
+ | 足し算 |
– | 引き算 |
* | 掛け算 |
/ | 割り算 |
% | 剰余算(割り算の余りを計算) |
IchigoJamには英数字とカタカナしか入ってません。
IchigoJam キャラクター一覧 1.2 20160504
日本語を表示したい場合は以下のサイトを参考にして下さい。
IchigoJamに日本語漢字を表記させる方法
IchigoJamの変数
IchigoJamの変数は1文字でA~Zまでのアルファベット(大文字と小文字の区別はない)を変数として使うことができます。
A=73 と入力してEnterを押せば変数Aに73が代入されます
変数Aの値を確認したい場合はPRINTコマンドを使います。
その他に配列変数というものが用意されていて、配列変数では多くの値をまとめて扱えう事が出来ます。
IchigoJamの配列
配列は[ と ]で指定し[ と ]の間には数字を入れます。この数字はインデックス、添え字などを呼ばれるのもで配列の要素にアクセスする時に使います。
配列の番号は0~101まで指定できます。(つまり102個の要素を扱うことがます)
配列に要素を代入 [0]=65
配列に要素をまとめて代入 LTEコマンドを使用 LTEの後にどの配列から入れるかを指定して,(カンマ)で区切って数値を書いていきます。
LTE[4],45,-24,66,13
のようにすると[4]から順番に要素が代入されます。[5]には45,[6]には-24が入ります。
配列の要素を表示 PRINT[4](?[4]でも同じ)
コマンドの省略形
IchigoJamでプログラムに使えるのは1000文字程度です。そのためコマンドには省略形が用意されています。プログラムの文脈によっては省略できるコマンドもあります。
よく使うものとしてPRINTは?が省略形になります。
PRINT 123 と ? 123は同じ結果になります。詳しくはリファレンスを参照してください。
今回のIchigoJamnの基礎はここまでにしてLチカバージョンアップをお送りしたいと思います。
参考書籍
みんなのIchigoJam入門
LEDが多く配線が面倒で分かりにくいかもしれませんがLEDのアノードとカソードなどをしっかり確認しながら作業を行えば大丈夫です。ブレッドボードは大きめのものを使用した方がいいと思います。
1 2 3 4 5 6 7 | 10 CLS 20 A=1 30 OUT A 40 A=A<<1 50 IF A>63 THEN A=1 60 WAIT 30 70 GOTO 30 |
IchigoJamのOUT1~6端子を制御するにはOUTコマンドを使用します。
OUT [端子,]値
端子に指定できる値は1~6まで指定できる値は0と1です。
プログラムを終了させるにはESCキーを押してください。