弊社のハイブリッド社員、ハイブリッドって何なん?の巻
先日の弊社のTweet。
まっ、いわゆるクローバーフィールド公式アカウントってヤツです。
主にというかほとんど、いや、公式アカウントといいつつも高木色満載のTweetです。
そこで、高木が弊社の事務のパワフルさ、マルチぶりをつぶやいています。
『弊社の事務はLANやサーバーの管理、Webサイトの構築、動画の編集、SES営業のかたわら社労士を使わず助成金を満額受給のできる状況をつくり、かつ、銀行との付き合い、採用活動、広報活動もやってる』らしいです。
それを『ハイブリッドな社員』とリプライされていました。
ハイブリッドって何なんでしょう?
気になります。
なんせ、そのハイブリッドな事務は私ですから。
ハイブリッドゆえなのか、私が使っているPCが社内で一番スペックが高いという現実です
っで、だから、ハイブリッドって何なん?
英語は「hybrid」。
<ハイブリッドの意味>
これは、
「異なった要素を混ぜ合わせたもの・組合わせたもの」
または、
「雑種」
という意味です。
元々は「雑種」という意味で、
その雑種でも「飼い豚と野生の猪の混種」が語源のようです。
その意味から「混合」という意味でも使われています。ハイブリッドカーは「電気」と「ガソリン」の力で走るので、雑種=ハイブリッドとなります。
よって、電気と石炭でも一応ハイブリッドカーです。
エコとは限らないので、ここは注意。このように二つの機能や動力を組合わせたものを「ハイブリッド○○」と呼んでいます。
ハイブリッドシステム・ハイブリッド仕様など、全般な言い方もあります。組み合わせ、それぞれの長所を上手く活用する素晴らしいアイデアです。
引用:カタカナ語の意味
あっ、雑種ね。
納得です。
雑種なので困難に立ち向かうときのパワーは半端ないです。
私がやっていることのひとつひとつはどれも大したことはありません。
ハッキリ言って誰でもできます。
そんな私のクローバーフィールド歴で我ながら頑張ったと思うことがございます。
今ならお話しても問題ないでしょう。
それは資金繰りに困窮し融資先を探して契約までこぎつけたことです。
その当時、弊社はまぁ、大変な時期でございました。
私自身も父を亡くした直後でした。
そんな中、私はお金を貸してくれる金融機関を探します。
堺筋本町界隈の地銀や信金に足を運びます。
融資担当の方と話をします。
その時点では融資取引に必須の決算書などの提示はしません。
私はお店の雰囲気と担当者を見ます。
その中でここと決めた銀行があります。
次に会社案内を持って状況なんぞを話す機会がありました。
弊社のお取引先は結構、パンチが効いています。
そのうちの1つがその融資担当のお兄ちゃんの出身大学でした。
それは長男の大学でもあり、それですっかり打ち解けます。
その後、会社の成績表とも言える決算書を提出します。
今後の事業方針などを話します。
それらを持って銀行側が判断し審査が通る方向で書面作成、決算書と銀行の書面によって保証協会が審査をする流れです。
銀行はお金を借りてもらうのが仕事でしょうし、万が一のときは保証協会が保証するので頑張ってくれます。
その審査待ちの中、私は密かに決めたことがございます。
願かけみたいなものです。
審査が通れば、その銀行に個人的に口座を作ろうと思います。
そして、希望融資額には届きませんでしたが、お金を貸してもらえる状況になります。
しかし、お金を借りたらちゃんと返さなくてはいけません。
いろいろと問題が発生していた中、私は仲良くなった銀行の融資担当のお兄ちゃんに迷惑をかけることになるのを危惧します。
その頃の弊社にお金を貸すのはなかなか勇気のある状況だったと思います。
担当のお兄ちゃんに迷惑をかけることはしたくありません。
当時、頻繁に相談に乗ってもらっていた商工会議所の経営相談のおっちゃんに会いに行きます。
弊社において重要な岐路に立っていたわけです。
結果、融資を受けることにします。
そして、私は自身のとっておきのお金をその融資担当のお兄ちゃんに預けます。
主婦の私がそこそこ固まったお金を持って、「あんたに預けるから、好きににして」とオトコマエのことを言います。
彼は「投資信託が有難い」というので、お任せします。
そんなこんなで、大方2年半が過ぎました。
あのとき担当やった銀行のお兄ちゃんはよそのお店に転勤になってしまいました。
昨年、14期の決算は弊社始まって以来の経常利益を出しました。
あのときの融資の意味は非常に大きかったと思うこの頃です。
借りたお金はキチンと返していますし、経営状況も上向きです。
売上高は激減しましたが、売上高だけでは判断出来ないのが会社の経営状況です。
私の雑種ぶりとオトコマエぶりを発揮した事案です。
自分でいいますが、弊社の事務はすごいっすよ(笑)
そら、言いたいことも言うでしょうよ。
こんなん書きながら、私に足らんのは謙虚さやなと、とりあえず、自省します。
とりあえず。