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自己紹介とイベントに参加した話

著者:横野直希
公開日:2019/06/15
最終更新日:2019/06/15
カテゴリー:雑記

初めまして.インターンシップでお世話になっている横野と申します.

今回は初めてのブログ投稿ということで少しの自己紹介と,先日参加させていただいたTOPPERSカンファレンスについて話したいと思います.

 

まず自己紹介からですが,とある京都の田舎の大学に通っている学部3年生で,大学のほうではVRのゲームを作ったりなんかしています.

会社のほうではスマホアプリの開発をやらせてもらっていて,今は企画・設計をアドバイスを頂きながら進めております.開発が本格的に始まれば技術的な記事なども投稿できればと考えています.

 

さて,それでは本題のTOPPERSカンファレンスの話に移りたいと思います.

1つめの講演は5G時代におけるエッジコンピューティングについてでした.私のようにエッジコンピューティングという単語を知らない人に向けて補足すると,エッジコンピューティングとはユーザに近い端末でデータ処理を行うことで遅延を小さくしたり中央システムの負荷を軽減することのできる技法のことです.

5G/IoT時代では様々な情報データが飛び交うようになり,それらをすべて中央システムで管理するのは難しいためデータ処理を分散することで実現しようといった考え方で,クラウドには最適化したデータのみを送信するので効率良く通信を行えるようです.

またこれら技術のセキュリティリスクについても触れられており,オープン化によってプライバシー保護や情報漏洩に対する保証が必要との認識を得られました.

 

2つめの講演は機械学習についてでした.機械学習によって起こるパラダイムの転換など興味深い話があったのですが,特に印象に残ったのが,チーム構成について機械学習を行ったところリーダの存在はチームの学習効果に良い影響を及ぼさないといった実験結果でした.個人の学習効果についてもリーダの伸び率が最も悪かったというのもあり,今後チームで活動する機会にはこの結果を参考にしたいと思いました.

機械学習によって発生した問題の事例なども挙げられていて,機械学習システムの品質をいかに確保するかも重要な要素であると感じました.

 

ここで昼休憩をはさみ午後の講演に進むわけですが,不勉強な私では技術的な話についていくことができませんでした.そこで技術的な話には触れずに私が感じたことについて話していきたいと思います。

私のOSに関する印象というものが「用意された・完成されたものを利用する」といったもので,「OSを作る」といった視点がなかったためとても新鮮に感じました.第2世代から第3世代の仕様の変更点などをみていても,開発するうえで必要な要素を盛り込み,必要のないものは廃止するといったように改善していっている様子から,必要とされる技術を自身で開発するというエンジニアの基本的な役割についての認識を改めることができました.開発中のOSについての話を聞く機会もなかなかないと思うので貴重な機会を得られてよかったです.

また開発成果物のなかにEV3RT(LEGO Mindstorms EV3向けSPF)があったのですが,以前大学の方でLEGO Mindstorms EV3を使ったことがあったので,自分が使ったことのあるものにTOPPERSの技術が使われていると知り密かにテンションを上げておりました.

 

知識不足ということもありすべてのプログラムを十分に理解したとは言えませんが,講演後の懇親会を含め貴重な体験をさせてもらいありがとうございました.

今回はこの辺りで終わりたいと思います.次回は技術的な話ができればいいな…!

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