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平成最後の日に思う、はじめのだぁーいっぽ!の件

著者:馬詰道代
公開日:2019/04/30
最終更新日:2019/04/30
カテゴリー:雑記
タグ:

平成最後の日、朝から曇り空です。
この歴史的な日をじっくり味わうための10連休、その4日めを過ごしています。
昨日は一日中、グダグダに過ごしたので今日はピリっと仕事をする予定です。
自分の仕事です。

思えば、平成の30年と数ヶ月は私の子育て期間でございました。
1990年、平成2年に結婚し、それから3人を生み育てました。
すでに成人した我が子は自分の人生を歩んでいます。
親離れ、子離れなどと意識する暇もなく、それは完了しました。
そして、明日から始まる令和こそが私の人生か!と期待に満ち溢れています。
私は自身のこれからの人生が楽しみで仕方ありません。

折しも、弊社では新しく開発室を借りる段取りになっています。
連休明けには内覧しそれでほぼ決まると思います。
こじんまりとした小さな部屋です。
はっきり言って私がそこで作業をすることはないので関係ないといえばないのですが。
そこから新たな一歩を踏み出すことになります。

弊社は平成16年に創業しました。
平成の終わりかけにパプニングが起きましたが、何とか無事に平成を終えることができます。
それも創業以来、最高に良い状況で平成を終えます。
そのまま、令和に突入です。
つくづく思うのは会社というのは『人』によって作られるということです。

弊社のように少人数の会社であればなおのことです。
「人は環境によって作られ、環境は人によって作られる」を実感する私としては、自ら手を加えることができるのなら環境を変えるのもひとつ手だと思っています。
安住の地に身を委ねるとそこで満足し何ら変わりばえしません。
変わりばえしないだけなら良いのですが今の時代、それは衰退を意味します。
平成の時代は移り変わりが激しかったように思います。
令和の時代はそれよりシビアになると思います。

平成の時代を思い返してみます。
時代の変化に柔軟に対応してきたかが大きく影響していると思うこのごろです。
私が学校を卒業して働き出した2社めは旅館の大阪営業所です。
バブル期ですからひとつの旅館にひとつの営業所を持てた時代です。
客室の予約業務が主な仕事です。
顧客は旅行会社や個人のお客様です。
途中、予約システムがオンライン化になりました。
営業所にコンピューターが導入され、遠く離れた本社とネットワークによって繋がったのです。
それまでは紙の予約伝票を使い、電話で本社とやり取りをしていました。
アナログにはアナログの良さがありますが、こうしてコンピューターは確実に社会を変えていきます。

ときは平成を迎えバブルが崩壊します。
平成の時代に私たちの生活を大きく変えたのはこのコンピューターです。
のちに各家庭にパソコンが普及しインターネットが生活の一部になります。
この変化の波の影響を一番受けたのは事務職でしょう。
今ではコンピューターを使えないと事務職には就けません。
事務職以外でもコンピューターを使えないとなかなか働きづらい状況があるでしょう。
平成の終わりになり「今後はAIに仕事を奪われる」と言われるようになりました。
コンピューターの侵略でしょうか。
今、まさに星新一の世界が来たのか?!と馬鹿げたことを考えます。
星新一氏のお話は結構好きでよく読みました。

昭和の終わり頃、会社に導入されたコンピューターを使いこなせないオヤジが話題になりました。
変化に柔軟に対応できないオヤジの皆さんはその後いかがお過ごしなのでしょう。
昭和は激動の時代ながら優しい時代でした。
平成の終わりには45歳以上は無用扱いをされだします。
令和はもっとシビアになるでしょう。
時代の変化に対応していく柔軟さが令和を生き抜く力ではなかろうかと思うこのごろです。

そんなシビアな時代を社員一丸となって乗り切っていきたいものです。
社員一丸と言いつつも、社員の皆さまにおかれましては、一丸となる気があるのかないのか。
そんなことを会社は強要もできませんので私は切なく願うばかりなのです。
「なんか気づいたら一丸となってたわぁ」と持っていけないものかと思いあぐねています。
その「はじめのだぁーいっぽ!」が分室となる開発室を用意することなのかもしれません。
世間一般の中小企業にありがちなワンマン社長は弊社には存在しておりません。
それが良いのか悪いのかわかりません。
いっときはそれが悪く転んでしまいました。
今後は良い方向に向かうよう精進する所存と誓って平成最後の投稿にします。

ハイ、今日も上手いことまとめました。
馬詰でした。

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