しっぱいのれんしゅう
高木です。こんばんは。
ここのところ毎回書いているように、最近はブログの投稿数が急速に増えてきました。
単に投稿数が増えただけではなく、たくさんの社員がブログを投稿してくれるようになりました。
大変うれしく感じています。
「技術社員は技術情報メインで投稿するように!」と馬詰が厳しく指導したためか、一時はなかなかブログ投稿してくれない状況が続いていました。
そんな中、伊関が素人丸出し(失礼!)な投稿を繰り替えてくれているおかげで、ずいぶんハードルが下がったのかもしれません。
「素人丸出し」というのは、ここでは褒め言葉ですから。
ブログに限らず、うまくいった結果だけをあっさり書いても面白くも何ともありません。
さまざまな壁にぶち当たり、それらをひとつひとつ乗り越えていく様子をつづっていくのが面白いのです。
面白いだけではなく、同じように勉強している人たち、あるいはこれから勉強を始めようとする人たちにとってはきっと有益な情報になるはずです。
弊社のWebサイトに掲載するブログは、優等生ぶった綺麗ごとを書く必要などまったくありません。
日々の業務、日々の勉強ではどんどん失敗して、その情報を同じように困っている人たちと共有していってほしいのです。
失敗することを恐れる必要もなければ、失敗したことを恥じる必要もありません。
こういうことを書いていて、あることを思い出しました。
我が家の長女は小さいころ全然本を読みませんでした。
そんな長女が1冊の本を切っ掛けに本好きになり、以後本の虫のようになりました。
切っ掛けとなった本のタイトルは『しっぱいのれんしゅう』(宮川ひろ著)です。
まじめで、勉強が好きで、失敗することなんかないだろうと周囲に思われていた主人公の女の子が、ある日、けん玉に挑戦することになりました。
失敗するところを友達に見られることを極端に恐れる完璧主義者の主人公。
そんな主人公が「失敗してもいいんだ」と思い至るまでの成長を描いた物語です。
小学校低学年向けの本なので誰でも読めます。
やたらと失敗を恐れる完璧主義者は、是非一度読んでみるとよいでしょう。
児童文学には素晴らしいものが多いので、大人になってから読むのも悪くないですよ。
ところでこの『しっぱいのれんしゅう』はPHP出版社から出版されています。
いうまでもありませんが、プログラミング言語のPHPとは何の関係もありませんので、どうかお間違いなく。