創業して14年、弊社は優良企業なのかの件
現在、14年と6カ月を終えようとしています。
人間なら中学2年生でしょうか。
いわるゆ、中二病真っ只中です。
中二病(ちゅうにびょう)とは、中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動を自虐する語。 転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。
自己愛に満ちた空想や嗜好ってまさに『君ブロ』やないですか。
中年になっても中二病から抜けきれない男の物語です。
自分のことを棚に上げて人のことをとやかく言うのはよくありません。
弊社もまさに今、中二病?
以前からチクリチクリと自虐していますが創業してから14年6カ月も経つのに、今やっと成長しなあかんなぁと思い始めています。
ほんま、今まで何をしていたのでしょう。
株式会社と名乗りつつ、個人事業主のような運営でした。
すでにそれが完成されたビジネスモデルかのように、日々の暮らしが回ればそれで良しというヌルさです。
あのままのんべんだらりと20年めを迎えていたかもしれません。
その状態を見直すには刺激が必要でした。
足元を揺るがすほどの過激さが必要です。
そんな中、起爆剤が投下され水面下で動きだします。
弊社の歴史の中では『君ブロ事変』と呼ばれるものです。
それによって一から立て直す方向に舵を切れたわけです。
そういう点ではあの『君ブロ事変』は必要だったのかもしれません。
会社経営なんぞは順風満帆には行かないでしょう。
ええときもあれば悪いときもございます。
時代は確実に変化していく中、その変化に柔軟に対応できる能力は、ひとりの人間としても会社としても有意義な時間を過ごすのに必要な力だと実感するこの頃です。
弊社の歴史のほとんどは、クローバーフィールドとして社会の中に存在する意義を見出せずに過ごしてきました。
ええんかな、こんなぶった斬りして(笑)
老婆心に溢れる私は先日、社員のひとりに「済んだことをうだうだ考えるな。過去を振り返るのは50超えてからや、前を見ろ!前を!」と叱咤激励いたしました。
今後に役立てるために反芻する過去は必要ですが、それ以外は前を見て進むのがベストです。
それが私のスタンスです。
弊社の歴史を振り返りつつ、その事実は事実として真摯に受け取り、ほな、この先どうしよか?と考える材料としての過去です。
14年6カ月経過しているのに一番古い社員でも入社して3年半です。
私はパートのあと一旦退職して外注として事務を担当しました。
正社員と再雇用されて2年半を超えたところです。
確かそんな年数です。
弊社の退職金は中退共(中小企業退職金共済制度)を利用しています。
退職金支給対象は正社員です。
入社3年経過してからの退職で支給されます。
このシステムをやっと運用し始めた現状です。
過去に在籍していた技術担当の社員のほとんどは契約社員です。
該当案件に参画するのに社員になる必要があり契約社員の形を取っていました。
数年前には正社員として営業や事務担当の正社員も雇用しましたが会社としては不本意ながら長く在籍してもらえる状況でありませんでした。
そんな苦い経験は次に生かさないといけません。
同じ会社に籍を置くようになったのも縁です。
せっかくのこのご縁を長く繋いでいきたいと考えています。
今どきは転職が流行りのようなので、せっかくのご縁などと悠長なことを考えているのは私だけかもしれませんが。
今のところ、どこを取っても優良企業とは言えそうにない弊社です。
ていうか、優良企業ってどんな会社なのでしょう?