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属性、能力、信任

著者:高木信尚
公開日:2019/04/15
最終更新日:2019/04/14
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。こんばんは。

最近は専ら「C++でC風ライブラリを作る」に関する投稿誌化していませんので、最近になって当サイトを知られた方は、私がそっち系の人だと思っていることでしょう。
もともとは技術とは関係ない雑談的な投稿も多かったんですよ。
今回は久々に雑談的な投稿を行いたいと思います。

最近はなぜ雑談的な投稿を行っていないかというと、当サイトにおけるブログ投稿数のバランスが関係しています。

ブログの投稿を毎日継続するのは大変なことです。
油断していると、投稿しているのは馬詰と私だけという状況に陥ってしまいます。

馬詰も私も、株式会社クローバーフィールドの人間であると同時に株式会社きじねこの人間でもあります。
その二人ばかりが投稿していると、株式会社きじねこが株式会社クローバーフィールドを事実上乗っ取ったのではないかと誤解する人たちが出てきます。
そんな意図も事実もありませんので、そういう誤解は避けなければなりません。
結果、遠慮がちに投稿するといった事態に陥ってしまうのです。

幸いにして、最近は伊関が日々頑張って投稿してくれていることもあり、そのような誤解が生まれる可能性は低くなりました。
安心して雑談ができるというものです。

さて、前置きで500文字を超えてしまいましたので、そろそろ本題に入りたいと思います。

今回のタイトルは「属性、能力、信任」です。
ここでいう「属性」とは、性別や年齢や学歴や国籍を指すと考えてください。
自分の努力ではどうすることもできない、その人の性質のことです。
学歴に関しては本人の努力によるところが大きいですが、いったん社会人になってしまってからでは改善は容易ではありません。

会社として人物を評価するとき、何に重きを置くかはそれぞれぞ会社によって考え方が異なるようです。
弊社の場合、役員3人による合議で物事を決めていますが、役員それぞれで考えが異なります。
いろいろ異なる考えがあるのはいいことだと思っていて、極力偏りが少ない結論を導くための重要な要件だといえます。
ここでは私の考えだけを書くことをあらかじめ断っておきます。

私が人物を評価するとき、属性のような表面的なことにはまったく重きを置きません。
結婚相手を選ぶにあたっては「女性」であることが最重要な要件ではありましたが、そういうのは例外です。
仕事で関わる人物の場合は、性別も年齢も学歴も国籍もまったく関係ありません。

そういう表面的なことではなく、実際の能力や状態は重視します。
その人が何歳であるか、経験何年であるか、あるいは学歴がどうであるかではなく、実際の能力がどうであるかのほうがはるかに重要です。
現実には、若くて経験も浅い場合には、ベテランより能力で劣ることは多々あると思います。
しかし、見るべきポイントは能力であり、年齢や経験年数ではないのです。

最近は以前ほどではなくなったといいますが、日本社会では年功序列の習慣がまだまだ残っています。
これにしても、年齢や経験年数に関しては先ほど述べたとおりです。
年功序列に関しては自社での勤続年数がものをいうことが多いと思いますが、これは年数がどうこうではなく、他の社員からどれだけの信任が得られているかが大事だと思うのです。

属性はあくまでも参考程度とし、実際の能力や信任の度合いを見ながら人物を評価すべきだと考えています。
今後、社内でさまざまなポストに就いていく社員が出てくることでしょう。
そのとき、それぞれのポストに任命する判断基準はまさにここにあります。

馬詰の例を出して申し訳ないですが、彼女は週1勤務のパートタイマーからスタートして現在は取締役になっています。
女性だからとか(典型的な非正規労働者である)パートタイマーだからとか、そういう表面的なことで制限を設けることは(少なくとも私に関しては)一切ないのです。
既存の社員も、これから応募される方々も、その点は認識しておいていただければ幸いです。

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