アナログ時計って難しい・・・②
どうもおはようございます。
今日はあいにくの雨でございます。
久々の雨ということで若干気持ちも憂鬱です。
しかしこりゃ雨で桜も散って花見もできませんねぇ(ニヤニヤ)。
さて非リア充のささやきからお送りします本日は、
アナログ時計の続きでございます。
前回はアナログ時計の針の役目を果たす、線の描き方、消し方について
書かせていただきました。
今回は針を全体の構造を説明する前に今回は針の動かす角度の計算方法について書いていきます。
というのも針を出したり消したりするだけでは針は時計のように回りません。
針を動かしていくには座標を設定する必要があります。
それに必要なのは皆さん懐かしのサイン、コサイン、タンジェントの計算を使います。
先ず下の図をご覧ください。
秒針の根元の座標を(0,0)として、秒針の先の座標(x,y)を求めます。
先ずそのためには上記の図から以下の公式を参照します。
お馴染みのや~つです。
さてここから値を代入するわけですが、先ず斜辺aの長さを1とします。
そしてxの値を求めたいので底辺cをxとします。
上記の公式からx=という形にすると・・・。
x=cosθ×1
という答えになり、これをそのままxの座標の計算として書き込んでいきます。
一方でyを求めるときは高さbのところにyを代入します。
上の条件のまま斜辺は1なのでそれをy=という形に直せば、
y=sinθ×1
という答えになりこれをyの座標の計算として書き込んでしていきます。
これに秒ごとに変わっていくθの角度(弧度)を変数として組み込んでいけば、
動く針の完成です。
以上になります。
大人になってからこういう計算を一切使用しないと、忘却がすさまじいですね・・。
結局三平方の定理から復習することになりました。
次回はやっとこさアナログ時計の全体の構成について書いていこうと思います。
では。