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「言葉にすることで目標に近づく」ってイチロー選手、ええこと言わはるわの巻

著者:馬詰道代
公開日:2019/03/22
最終更新日:2019/03/22
カテゴリー:雑記
タグ:

昨日は衝撃が走りました。
イチロー選手の引退です。
引き際が潔く非常にカッコいいと思いました。
YouTubeでその会見を拝見しました。
馬詰です。

イチロー選手の話は興味深いものでした。
メジャーリーグに行きたい、アメリカに行きたいという思いを実現するために、誰を口説くのが最適なのかと、その口説き方のクダリ。
お酒の力を借りて仰木監督を口説いたと言うてはります。
「お酒の席でないとその人となりがわからん」とやたら営業経費を使う輩を見ると、私は、アホか!お酒なしで人の心を掴めんのんか?!と思ってしまいます。
イチロー選手が「お酒の力はすごい」と言わはったのは、少々ショックながらイチロー選手がそう言うならそうなんでしょうと認めざるを得ませんでした。
ただ、たかだか知れていることにお酒の力を借りやなあかんのは、器が小さいだけやないか!と思っています(笑)

別の記者が尋ねます。
今まで一番我慢したことは?という問いやったと思います。
イチロー選手は我慢することができないタイプなので我慢したことが思いつかないと答えました。
確か、そんな意味の文言です。
外から見るイチロー選手は非常にストイックに映ります。
外からは我慢して努力しているように見えます。
自分で努力している、我慢していると言う人は実際、大して努力も我慢もしていないと思っている私はイチロー選手の言葉に大きく頷きました。
イチロー選手は子どもの頃に我慢や努力の器を大きくなるように育てられたのではないでしょうか。
子どもの頃にその器をしっかり形成されている人はそれが当たり前のことなので、努力や我慢という認識にならないのだと思います。
幼少時代、可愛い可愛いで我慢や努力の器を育ててもらわず大人になった人が大人になってからする我慢は大変です。
大人になってからの我慢や努力はストレス以外のなにものでもありませんから。

そして、最後に、これはズシッときました。
50歳まで現役で頑張ると公言していたクダリでは、「有言不実行になってしまったけれど」といいながらも「50歳まで現役でという思いがあったからここまで頑張れた」と言わはります。
そのあと「言葉にすることで目標に近づける」とおっしゃいました。
これは本当にその通りだと思います。
ただし、人に言われてそう言うのでは意味はありません。
自らそう思い、そう言葉にすることで目標に近づけるのです。
常々、言葉の力というのは大きいと思っている私はイチロー選手のこの言葉が非常に嬉しく、そやろ?!とほくそ笑みました。

昨年の今ごろ、私が書いたキタッー!言霊は確実にあるのです!の巻を思い出します。
あの通りやないですか?!
ということで、クローバーフィールドは新たなステージを目指すことにします!

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