中長期計画と「なぜなぜ分析」
高木です。おはようございます。
弊社では、今後の事業展開を見据えて中長期計画を立案しています。
主に杉山と馬詰と私の3名で、「あれもやりたいこれもやりたい」と願望を詰め込んだ形で線表を作成しているのです。
今回はこの中長期計画についてのお話です。
最新の中長期計画は昨年9月に作成したものです。
そこから概ね半年が経過していますので、そろそろ計画を更新すべき時期に来ています。
改めて半年前に立てた計画を振り返ると、採用契約のようにほぼ達成できたものもあれば、まるでダメなものもあります。
それぞれについて、順調に進んでいるものについては「なぜ順調なのか」、順調ではないものについては「なぜ順調にいかないのか」を分析する必要があります。
某大手メーカーでは「なぜなぜ分析」という手法を導入しているようです。
ある問題について、その要因に対して「なぜ?」という問いかけを繰り返すことで、その問題への対策の効果を検証するとのことです。
そこまでいかないにしても、弊社の中長期計画についても「なぜ?」という問いかけをすることが必要ではないかと考えています。
あまり具体的なことに踏み込んだ話をするのは支障があるので、ここからはやや抽象的な話になってしまうことをご了承ください。
私はいつも主張していることなのですが、計画を立てたことに対して、計画通りに実践というか挑戦したのであれば、たとえその結果がうまくいかなかったとしても、その経験から得るものはあるはずなのです。
うまくいかなかったのなから、それこそ「なぜ?」を繰り返して原因を分析し、次こそはうまくいくように「なぜ?」を繰り返して対策の有効性を検証すればいいだけのことです。
一番ダメなのは着手さえしていないことです。
これは、とりあえず考えてみた計画どおりにやったとして、それがうまくいくのかどうかさえ未検証な状態のまま放置していることになります。
これでは何の知見も得られませんし、まったく物事が前進しません。
いっそのこと、思いっきりぶつかってみて、派手に失敗するほうがずっといいのです。
失敗すれば、そこから学ぶことは本当に多いのですから。
残念ながら弊社においても、計画は立てたものの、着手すらせずに放置されているものがいくつもあります。
成否はともかく、計画を立てたことは確実に実践するようにするのが目下最大の課題といえます。
当たり前のことがなかなかできないのが現実なのです。
というわけで、私自身も含めて社内のメンバーに徹底したいと思います。
挑戦して失敗するのは、次に成功するために必要な家庭です。
しかし、着手すらしないのは怠慢であり、そんなことを続けていては未来永劫成功することありません。