採用面接のプロフェッショナルになりたい件
弊社の採用面接に来ていただくとわかりますが、グダグダです。
採用面接初心者だと、丸わかりです。
私にいたっては、その最中に忘れものに気づいて、それを取りに奥に引っ込むという体たらくです。
馬詰です。
なんでしょう。
採用面接でもちょっと笑いの種を蒔くときがございます。
どうでもええことを挟んでみたりします。
最初こそ極力、頑張って気取っているつもりなのですが、忘れものを取りに引っ込んだあたりからグダグダです。
いや、ボロボロです。
ボロボロながら、ボロボロでごめんねぇという、全く悪びれておらず、反省の色すらないという、あかんやつです。
私のボロボロ具合が目立たないほど、他の面接する人、まぁ、杉山と高木なのですが、グダグダです。
世間では面接する人のことを面接官と称するようですが、面接”官”という、”官”のイメージは到底ございません。
面接する人です。
採用面接に来られる方の7割か8割は非常に緊張しておられるのが手に取るようにわかります。
気の毒になるぐらいです。
緊張するほどの人物が目の前に座っているわけでもないのにと、申し訳なくなります。
そんな大層な人間は弊社にはおりません。
そない緊張せんかていいんやで、と思うばかりです。
しかしながら、時として、
「聞きにくいことを聞くけど」と前置きをして、「この2年のブランクは何をしてはったんですか?」と聞いたりはします。
どこの会社さんでも聞きはるとは思います。
それぐらいは聞きます。
採用面接の流れ、段取りが定まっていないからグダグダになるのでしょうか。
自分が反対の立場のときの面接官の様子を思い起こしてみます。
過去、経験した採用面接の回数は、学生のときのアルバイトを含めると5、6回です。
非常に遠い昔の話です。
覚えていません。
最新でさえ、10年ほど前の話です。
きじねこに入社のときです。
今、面接する人として横に並んでいる高木が面接官でした。
なかなか感慨深いものがございます。
それは17年ぶりの再就職の採用面接でした。
それに臨んだ私はすぐに決まるとは思っていませんでした。
非常に気楽にこの新トヤマビルの6階に向かったのを思い出します。
高木はその場で私の採用を決めました。
私の再就職活動は呆気なく幕を閉じました。
多分、高木が私を採用した決め手は、「法務局に行ったりするのは平気ですか?」に
「はい、平気です」と、応えたからやと思います。
それ以外、思い当たりません。
確認したことはありませんが、法務局に平気に行ける人が必要やったのやと思います。
そのときのきじねこは。
そして、きっと、いい拾い物をしたと思っていますよ、高木さんは。
知らんけど(笑)
そんな話はさておき、採用面接のプロフェッショナルはどんな採用面接をされるのでしょうか?
「法務局にひとりで行けますか?」みたいな決め手となる文言があるのでしょうか?
これを聞くと、その人の人となりがわかるとか、その人の技術力がわかるとか、エンジニアとしての素養がわかるとか、そんな魔法のような文言はあるのでしょうか。
そして、私は採用面接のプロフェッショナルになれるのでしょうか?
まぁ、プロフェッショナルにならんかていいのですが、緊張のカケラもなくグダグダの採用面接を繰り広げるのも如何なものかと、反省の意を表明するにはプロフェッショナルを目指すという公言もありかと考えた所存でございます。
自分で書きながら、なんやのソレ!そんな所存はいらんし!と突っ込んで終わりにします。