弊社(私限定かもしれない)採用基準の巻
弊社のような可愛らしい商いをしていると有料媒体を使った求人広告にはなかなか手を出せません。
そんな、お金出しませーんと馬詰が言います。
困ったもんです。
かといってハローワークの求人の文言をちょこちょこ変えて、週一で求人票を持って行くほど暇でもありません。
ハローワークの求人票の有効期間は3ヶ月です。
その間放置していて、そこから応募があるとは到底思えません。
3ヶ月放置しています。
すみません。
来年からはハローワーク採用も視野に入れて、本気で取り組まなあかんと思っています。
ちょっと今までは本気度が足らんかったように思います。
反省しています。
そんなハローワークの求人票を放置している弊社なのに、前期14期はWeb経由の応募が何件かありました。
創業して10年近く、採用活動などしていなかったと言っても過言ではない弊社です。
採用活動を始めて数年です。
採用活動初心者です。
早くその域を超えたいものです。
そんな採用活動初心者ですがそれなりに採用基準はございます。
大抵、応募の際には履歴書と職務経歴書を先に送ってもらいます。
最近はメールで送ってもらうことも増えましたが、郵送で送られてきたときには切手の貼り方も私は見ます。
以前、こんな応募書類がございました。
封筒に貼ってある切手、その外周に数ミリの段差がありました。
宛名を書き損じたのか、送ることがなくなった封筒に貼った切手を使っています。
数ミリ周りをカットして使っているわけです。
これを見た私は10点ほどマイナス評価にしました。
技術者の募集やったのでマイナス10点ですが、これが事務員さんならマイナス50点です。
ちなみに封筒に貼った切手は周り数ミリ切り落として、水に浸けておけば切手と封筒の切れ端はペロリンと分離します。
この技を知らない人が多いようです。
弊社では採用面接時に簡単なテストを受けてもらいます。
所要時間30分ほどの国語と数学のテストです。
正答率は低いです。
そんなに難しくはないと思います。
配点がないので点数はつけませんし、出来具合はあくまで参考材料にするだけです。
ある日、珍しくハローワークから応募の電話がありました。
ハローワークの求人は採用面接を必ずしなければなりません。
まずは応募書類を送ってもらいます。
ハローワークの担当の方は応募者のフルネームを教えてくれます。
そして、待てど暮らせど、応募書類は送られてきません。
ハローワークの求人は採用結果をハローワークに提出しないといけません。
なかなか届かない採用結果にしびれを切らしたのか、ハローワークから状況確認の電話がかかってきます。
「応募書類が届きません」と言います。
「あっそうですか、辞退でしょうかね」とハロワさん。
「さぁ(知らんがな)」
というやりとりをしたことがございます。
ブラック応募者なのでしょうか?
かく言う私もきじねこには履歴書を書いて入社しましたが、クローバーフィールド入社時には履歴書等、書類を出していません。
あかんやん。
私のことはさておきます。
自分のことは高い高いところにある棚に上げときます。
応募書類等、対応の仕方にその人となりを見ることが出来ます。
弊社、経営陣も社員もなかなかユニークなキャラの人材で構成されています。
そこを理解できるかが判断基準やったりします。
馴染めるとかではありません。
馴染まんでもいいのです。
我が道を行きつつ、交わる接点を持てるおおらかさがあればいいのです。
最後に
一番のキモは信頼を置けるかどうかです。
ブラック応募者でないかどうか?ということですね。
ブラック応募者は間違いなくブラック労働者へと進化を遂げるはずです。
そんなブラック応募者は採用初心者の弊社でもごめんこうむります。