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商品情報の書き方(文章の読み書き):猫でもできるオンラインショップ22

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/09/18
最終更新日:2018/09/17
カテゴリー:技術情報

文章による商品情報が必要なことや、その使い所についてはわかりました。それでは、どのように文章を書いていけばよいのでしょうか。誰でも学生時代は当たり前のように文章を書いていましたが、社会人になってからはまったく文章を書いていない、という人も多いのではないでしょうか。

おそらく、文章を書く/書かない以前に、「文章を読むこと」ができていない人も多いのではないかと推量します。特に、オンラインショップに携わる時点で、パソコン操作が得意であるとかスマホに慣れているなどの「ITに(比較的)強い」という前提があるはずです。スマホやPCに慣れてしまうと、新聞や書籍で文章を読むのが億劫になりがちです。そうしているうちに、長文が読めなくなり、次第に長文が書けなくなり、やがて短い文章も書けなくなってしまうのです。文章を書こうとする前に、文章を読む習慣を身に着けて、文章とはこういうものだ、という感覚を取り戻すのをおすすめします。

同業のオンラインショップを見るのも良いでしょう。ただ、状況はどのお店も同じようなもので、文章を書くのが苦手な担当者が絞り出すように書いた良くない文章が並んでいる状態であることが多いはずです。これらは決して良い見本であるとは言えないでしょう。できれば、雑誌やカタログ販売の冊子など、販売用の文章をプロが書いているものを読んでみましょう。いろいろ気がつくことがあるはずです。

文章を読むのになれたら、いよいよ文章を書く練習をしてみましょう。文章を書く際に、冒頭から書き始めるのはレベルの高い作業です。頭の中で構成を組み立て、それを破綻しないようにまとめていくのはプロの文筆家でも難しい作業です。我々素人は、素直に「文章の設計図」を作るところから始めましょう。

文章の設計図は簡単に作ることができます。文章の「見出し」を羅列して、順番を検討すればよいだけです。書きたい内容を箇条書きで挙げて、構成を練り直す、という作業が現実に近いかもしれません。それぞれの見出しに対して数行の文章を書いていくだけで、全体ではなかなかの分量の文章に成るはずです。

文章をかきあげたら、できるかぎり再チェックすることをおすすめします。できれば、自分以外の誰かに読んでもらうとベターです。仕事なのであれば、上席の方にチェックしてもらいましょう。まずはわかり易い文章を、それができるようになったのであれば心をくすぐる文章を目指します。

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