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商品情報の書き方(商品情報の質):猫でもできるオンラインショップ20

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/09/13
最終更新日:2018/09/13
カテゴリー:技術情報

オンラインショップの商品情報について考えています。商品情報の量については、利用者に訴求吸うために、ある程度の情報量(=文章量)が必要であることがわかりました。では、その「質」についてはどうでしょうか。

オンラインショップの商品情報に限らず、文章の質について定量的な評価をすることは難しいと思います。そこで、いくつかの基準を設けて商品情報の良し悪しを評価することにしましょう。

まずは商品の概要です。何のための商品なのか、他の商品との違いは何か、などを短い文章でまとめます。商品のキャッチコピーとなる文章ですので、オンラインショップのいろいろな場面で使うことができる文章です。

次に、核となる文章として「その商品を使うと、何がどう変わるのか」を書きます。これは商品によって書きやすいもの、書きにくいものがあるかもしれません。とはいえ、生活必需品でも、逆に嗜好品であっても購入するには理由があるはずで、それを文章として書き起こします。生活の変化、気持ちの変化など、その商品がある場合とない場合を比較しながらまとめます。

商品のスペック、つまり仕様についても書くべきです。電化製品や機械のようなものであれば、表の体裁で書くこともありますが、並行して文章でも書くと効果的です。ただ並べるだけでは伝わりにくいので、メリハリを付けながら、また他の商品と比較しながら紹介すると良さそうです。

具体的な使い方についても文章で説明してあげましょう。使い方がわからない人がいないのでは、と思われる商品であっても、きちんと説明してあげると、お店とユーザーとの信頼関係が高まります。もちろん、やりすぎな説明はNGです。

瑕疵や、使用上の注意事項も文章としてしたためるべき内容です。瑕疵のある商品を売ることはほとんどないかもしれませんが、中古の商品やアウトレットの商品などでは、ユーザーの目線に立ってきちんと説明すべきです。同様に、使用の際注意するべきポイントもまとめましょう。

ここまでで紹介したような情報をきちんと書いているのが「質の高い商品情報」といえそうです。このような体裁で文章を書くのに慣れてくると、文章量の調整や、順番を入れ替えることで興味や関心を惹きやすい文章の書き方も自ずとわかってくるはずです。一方で、文章の読みやすさや伝わりやすさは室に影響する部分ではありますが、今回紹介したものとはまったく別の問題ですので、まずは書くべき内容を押さえるところから始めましょう。

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