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一山ナンボ?

著者:杉山貴規
公開日:2018/07/30
最終更新日:2018/07/29
カテゴリー:雑記
タグ:

クローバーフィールドの杉山です。

最近しったイベントに参加するか、悩んでいます。
僕もライブ行いきたいのです。

もちろん屋内で。そんで近場で。楽しいネタを軽~く。

と、言うわけで今月末の7/31にビジネスプラザ大阪で開催される「アーバン寄席 in 堺筋本町 RAKUGO BANK」に行こうかと悩んでいる杉山です。

ちなみに会場は、弊社から数分の場所です。

本来、起業を目指す方や、ビジネスの交流会などを行う施設なのですが、こんなところでも落語会が定期的に開催されているんです。
落語は他のお芝居などに比べて、必要な機材が少なくて済みます。
なんなら、演者がひとりだけでも開催できるんです。

身軽で気楽な稼業に見えますが、なかなか大変です。

落語家になるためには、まず師匠に弟子入りしないといけません。

この人と決めても、メディアに露出する機会の多い有名な落語家にはすでに弟子がいたり、大師匠クラスになると年齢的に新たな弟子を取らないこともあります。
そもそも、弟子を取らない方もおられるようなので大変です。

一発で弟子入りの許可がでる人もいれば、何度も挑戦した結果、やっと弟子入りできることもあります。
まあ、当然ですよね。師匠もよくわからん奴の面倒をみないといかんのですから、人物をみます。

そして、三年間の弟子生活です。

昔は師匠の家に住み込みだったり、近所に住んで毎日通っていたようですが、最近は家族の師匠の家族の負担もあるので、天満天神繁昌亭に通うようです。
楽屋で沢山の師匠、兄さん、姉さんに落語のいろはイロハを教わりつつ、稽古をつけてもらいます。

弟子生活が終わると、いよいよ高座にあがるのですが、当然お客が呼べるレベルになっていません。
師匠や兄さん、姉さんの高座の前座として勉強です。

一生懸命のおしゃべりですが、面白いかは別の話しです。
開演したてでバタバタしているなか、前座としての役割を果たさなければなりません。
正に必死のパッチでしょう。

と、言いますか、どの落語会でも暖かい目で見守られますが、爆笑はまだまだ先です。
そして、沢山の師匠、兄さん、姉さんに稽古をつけてもらい、いつか自分の噺に落とし仕込んでいく。

そんでもって、お客さんに聴いてもらって、笑ってもらえるようにならんとあかん。
マジ、かっこええ。

しかし、今日上方落語の噺かはなんと270人近いとのこと。
一山、ナンボの芸人では生きていけないのです。

それゆえに、それぞれが独自の進化をとげて、さらに面白くなっています。
お陰様で益々目が離せません。

我々も会社として、この業界の人間として頑張っていかなあきません。
んで、このブログを最後まで読んだあなた、一山ナンボじゃないですよね。

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