それっぽいデザイン(イギリス):猫でもできるグラフィックデザイン92
何らかのデザイン要素によって「それっぽくなる」デザインについてみています。国別デザインの「イギリス」を考えてみようと思います。長い歴史があり、また早いうちに産業革命に成功し、豊かになったイギリスには、国をイメージさせるコンテンツたくさん存在します。
まずはいつものように、イギリスをテーマにしたキーワードを羅列してみましょう。パンク・ロック、サッカー、テニス、ユニオンジャック、皇室、貴族、ビッグ・ベン、ロンドン・アイ、紅茶、ダブルデッカー、ロンドンタクシー、タワーブリッジ、スーツ、地下鉄、ゴルフ、競馬、シャーロック・ホームズ、ピーターラビット、クマのプーさん
、機関車トーマス、ウォーリーをさがせ!などを思いつきました。
これまでもキーワードの羅列作業はたくさんしてきましたが、比較的用意に沢山の単語を挙げることができました。イギリスのイメージが日本人である私にもしっかりと浸透している証拠かもしれません。
イギリスのキーワードは、「歴史」「発祥」「世界的なキャラクター」に分けることができそうです。それぞれ、次のような分類です。
★歴史
皇室、貴族、ビッグ・ベン、ロンドン・アイ、タワーブリッジ
★発祥
パンク・ロック、サッカー、テニス、ダブルデッカー、ロンドンタクシー、スーツ、紅茶、地下鉄、ゴルフ、競馬、
★世界的なキャラクター
シャーロック・ホームズ、ピーターラビット、クマのプーさんユニオンジャック、機関車トーマス、ウォーリーをさがせ!
それぞれ詳しく見てみましょう。イギリスは長い歴史を持ち、世界でいち早く近代国家を形成した国のひとつです。その歴史の中から生まれたシステムや建物などは、イギリスを象徴するものと言えるでしょう。
また、「イギリス発祥」のものが多いのも特徴のひとつです。スポーツのほとんどがそうですし、本来文化圏の異なる我々日本人も好んで使っているものがたくさんあります。
世界的に有名なキャラクターが多いのもイギリスの特徴であり、それらはイギリスをイメージさせるコンテンツとなっています。日本もコンテンツ産業に力を入れていますが、世界的なキャラクターの数はイギリスに及ばないかもしれません。
種類も数も多いイギリスのコンテンツですが、やはり「ユニオンジャック」にまさるものはありません。イングランド、スコットランド、アイルランドの旗を組み合わせた旗ユニオンジャックは、デザイン完成度の高い国旗のひとつといえるでしょう。