算定基礎届事務説明会に行ってきた件
一昨日は予定通り、中之島の公会堂に行ってきました。
馬詰です。
地震の翌日です。
大阪で開催予定のライブとか延期になっています。
万が一のことを考えると主催者側はしばらくは様子を見ようと延期するのでしょう。
なので、中之島の公会堂で開催予定の『算定基礎届事務説明会』も、もしかしたら延期かも?と思いました。
そう思いながら中之島に向かいました。
おかげさまで何事もなく平穏に開催されました。
昨年末の年末調整の説明会はすっかり忘れていて参加できませんでした。
これも毎年、公会堂で行われます。
とりあえず、関係各所から届く説明会というものの開催場所が中之島の公会堂ならば、足を運びたいと思っております。
それが単に、配布冊子の読み上げであろうとも、です。
今回の『算定基礎届事務説明会』も配られた冊子を読み上げながらの説明というスタイルでした。
担当の女性の声が心地よく、1時間半のうち、1/3は耳に入っておりません。
TVのない我が家です。
世間の様子を知るのはYouTubeです。
私は前夜iPad miniを抱え、地震がらみの動画を見ておりました。
おかげで寝不足です。
公会堂の椅子がまた座り心地よく睡魔に襲われてしまいました。
周りを見ると同じように気持ち良さげな人がたくさんおられました。
明らかにカクンとこうべを垂れておられます。
『算定基礎届事務説明会』の後半、最後の30分は年金機構や社会保険のPRでございます。
最後の30分手前で退出する人続出です。
舞台の上にいてはる人を前にして、私は席を立つことができません。
最後まで座っていることにします。
そんな折、会社の携帯が震えます。
ブルブルと震えています。
電話のようです。
マナーモードにしているので、ブルブルと振動が響きます。
とりあえず、ロック画面に表示されるお名前を確かめます。
某営業さんです。
いつもなら、10回もしないうちに切れるのに、10回を超えてもまだブルブル言うてます。
えーどんな急用やねん?
と思います。
今いま、何かお取り引きはありません。
緊急を要するクレーム発生とは考えられません。
ブルブルの数を数えます。
20回を超えます。
やっと静かになりました。
静かになったので舞台の上の人のお話に耳を戻します。
そうこうしてそれも終わりました。
予定通りお昼前に終了です。
このあたり、さすがです。
時間厳守です。
公会堂を出て、先程の電話の主に掛け直してみます。
「馬詰さん、大丈夫ですか?」
と心配していただいているようです。
なかなか電話に出ないから、地震でどないかなってるのかと思われたのかもしれません。
「大丈夫やでー」
と言うときます。
「また、来るかもしれませんよ」
とおっしゃいます。
「何が?」
「地震」
「来たら来たときのことですやん」
と返しておきます。
今回の地震。
大阪は狭いようで広いです。
それぞれお住まいの地域で揺れの具合が違います。
また、今までの経験値で受け取り方も違います。
個々の特性によっても感じ方が違います。
備えあれば憂いなしです。
防災グッズ等用意するなどがそれに当たるのでしょう。
会社としても備蓄品を用意しなければなりません。
しかしながら、何より一番大事なことは冷静にきちんとした状況判断ができることではないでしょうか。
これは一朝一夕には養われるものではありません。
何か不測の事態が起きたときに露わになる人間の器というものがございます。
この器を備えることが私は大事と、かように思っとる次第でございます。