ExcelでOA化できてない
クローバーフィールドの杉山です。
いきなりの展開ですが、懐かしいですね。
OAことオフィス・オートメーション。
辞書を紐といてみるとこんな意味なんです。
OAとは、情報機器を用いて事務作業などの業務を自動化、省力化、効率化すること。また、そのための装置やシステムなどのこと。
e-Words
私が就職した90年代前半は仕事場に何台かパソコンよりもワートプロのような専用機が沢山あったように記憶しています。
社会人になって初めて買った富士通製のパソコンはワープロのOASYSとDOS/Vが共存する変態的な使用でした。
文書を作成するのはワープロのほうが機能的に充実していました。
今は比較しても仕事場にはパソコンが当たり前のように導入されています。
ソフトウェア業界でなくても一人一台の時代です。
そのほとんどがマイクロソフト社のWindowsのどれかのバージョンがインストールされていて、マイクロソフト社のOfficeあとりがインストールされています。
で、皆さんの仕事場は自動化できているでしょうか。
まぁ、定型の用紙を持ってこなくても良いとか、誤字脱字が直し易いとか、その程度ではないでしょか。
せっかく導入されたOfficeの機能が利用されていない気がします。
そして上手に利用されていない機能のトップがExcelだと思います。
理由を問えば簡単で、ワープロの延長の機能としてしか利用されていなからだと考えます。
システム開発で海外と大きく違う点のひとつとして挙げられるのが帳票レイアウトの複雑さです。
インターネットで買い物をした際、日本のショップの罫線を駆使した綺麗な伝票と比較して、Amazonの伝票はレイアウトがあっさりしていると感じ。
システム開発の現場でもレイアウトの精緻さや印刷仕様の複雑さを吸収するソリューションを探すのが大変なのですが、仕事場で書類のレイアウトの複雑さを吸収したのがExcelだったと考えます。
本来の表計算の機能ではなく、便利な罫線引きツールとして普及し、本来集計機能などに便利な関数などがあまり重要視されなくなってしまったように感がじます。
これはソフトウェア業界でも同様で、複雑なレイアウトを罫線を駆使した書類があふれています。
レイアウト重視なので、もちんろん入力しづらいです。
そして、入力されたデータを後々利用することが考慮されていない場合がほとんどです。
SESでよく見かける業務経歴書なんかは最悪ですよね。
みなさん自社のレイアウトに手動で転記しますよね。
まったく自動化できていない典型的なやつだと思います。
とか、延々と愚痴を書いているうちに1000文字超えていました。
最近あった神Excelのダメ書類の件を書く予定だったのですが、次回に持ち越します。