大卒に意味はあるのかの巻
採用活動をしていていろいろ考えさせられます。
馬詰です。
現在の30歳ちょっとぐらいまでの方については、同世代の子どもを持つ親として、高校進学・大学進学のいろいろなアプローチを熟知しています。
その中でいろいろ思うことがあります。
大卒にどれだけの価値があるのか?
どんな意味があるのか?
を考えてみました。
弊社は採用時、履歴書の学歴には目を通しますがそれによる決定的な判断はしません。
学歴による給与の区別もありません。
先日、来社された営業さんと話をしていて、大卒と高卒での給与の区別のネタになりました。
給与の区別がない会社に身を置く私としては、給与に区別があるということを再認識させられます。
三流大学であろうとFランであろうと大卒は大卒扱いということなんやと、その営業さんと盛り上がりました。
盛り上がったというか、「それってどうなん?」という文句です(笑)
ひと昔前なら大学に進学して卒業することに、相応の意味や価値はあったと思います。
しかしながら、今どき、猫も杓子も大学に進学します。
大学を卒業しているのである一定水準以上の知識を有しています、というのとは違ってきています。
大学進学の意味も多種多様になっています。
個々にちゃんと意味があり、それを認識してその4年間を過ごすのであれば、それはそれで素晴らしいと思っています。
みんなが進学するから何となく行ける大学に行って、何となく過ごして、何となく就職するというケースは論外です。
また、大学進学時とは方向がガラッと変わることもあるでしょうが、変わるなら変わるなりの理由があるはずです。
その理由が、しんどそうやからやこっちの方がラクやからと逃げの選択をしてきた人も論外です。
上記の大卒に私は何の価値も見いだせません。
そんな私が重要視するのは高校です。
ポテンシャルを判断する一つの目安は高校だと思っています。
これはあくまで私見です。
ポテンシャル以外にも高校の選択にもいろいろ見えてくるものがございます。
高校があっての大学という視点で捉えます。
大卒というよりその大学の入学時に着目します。
大卒の価値や意味より大学に進学するまでの過程のほうが大事だと思っています。
学歴に限らず、そのあとに続く(履歴書において)職歴も過程に意味があり重要だと思っています。
何においても結果より過程ではないでしょうか。
営業は「結果がすべて」や「数字がすべて」と言われますが、それも過程があっての結果や数字です。
過程を軽んじてはいけません。
弊社が求める人材は、学歴不問ですが義務教育で学んだことがしっかり身についている(これが結構、ハードルが高かったりします)方です。
加えて、大阪弁でいうところの”ヘンコ”な方なんかはぴったりです。
現在、在籍のスタッフ面々、まぁ、ヘンコです。
一筋縄でいかん人ばっかりです。
ゆえに私は苦労しています(笑)
まぁ、私もたいがいですから人さまのことは言えません。
こんな弊社の採用情報はこちらです。
いかがでしょうか?