調べる力と素直さの巻
最近、妄想が止まらない馬詰です。
子どものときの口ぐせが「なんで?」でした。
「なんで?」と思うことはトコトン調べます。
昔の夢はコピーライターでした。
最初に勤めたのは広告代理店でした。
あの時代の媒体は新聞、テレビ、ラジオでした。
そして、今、ネットの時代になり、誰でも自分の言葉を自由に公に発信できるようになりました。
私はこのときを待っていました。
モノづくりが好きな私は、手先を使うことと同じぐらい、言葉を使うモノづくりが好きです。
湧き出る想像力による創造が止まりません。
正確には妄想が止まりません。
さて、先日、弊社に来社いただきました営業さんです。
若い男性ですが、いろいろお話ししていて、非常に共感し盛り上がったことがあります。
提題の件です。
採用の話からそんな話になったように記憶しています。
伸びる人材に必要なものは「調べる力」と「素直さ」
というネタで非常に盛り上がりました。
「調べる力」というのは、一朝一夕では身につきません。
学生時代に培われます。
ものは使いようだと思いますが、あの電子辞書。
あれの使い方が結構、重要です。
便利なものは使えばいいのですが、使い方です。
電子辞書だけに頼るのはよろしくありません。
ここはやはり紙の辞書を並行で使うことをお勧めします。
いつかの記事で吉田も書いておりましたが、紙の辞書は調べたい言葉だけでなく、それを使った用例や同義語や反対語、また、その並びにある言葉にも目がいきます。
ものによっては、自分が知りたいと思っているものが、出てきたソレなのかどうか?と迷う事案も発生します。
迷うというのは良質な事案です。
迷うことで疑問に思い、より深く調べることになります。
こうして、ひとつのことから派生して知識欲を刺激されからこっちのものです。
これは電子辞書ではなかなか得られません。
昨今、巷で何かにつけ、「ググる」と言ってネットで調べものをします。
この「ググる力」は、子どものときに培われた「調べる力」がないと、なかなかうまくいきません。
上っ面だけで満足してしまいます。
ひとことでいうと、詰めが甘い!です。
「素直さ」については、簡単です。
「でも」「だって」や否定の言葉から始まる人は、まず伸びません。
できない理由、やらない理由を並べても何も始まりません。
人の意見や考えをまずは自分の中で咀嚼してみる素直さが大事です。
咀嚼する前にお口からペッと吐き出す人は伸びません。
そして、素直な人は大抵謙虚です。
「調べる力」はさておき、「素直さ」や「謙虚さ」をすぐに忘れてしまい、堺筋本町界隈でと豪語してしまいます。
反省しております。
が、妄想は止まりません。