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そこは怒るべきところだ!

著者:高木信尚
公開日:2018/03/30
最終更新日:2018/03/30
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

世の中には怒らない人がいますね。
周囲に気配りができるとか、些細なことを気にしないなど、よい意味で怒らないのならいいのですが、どう考えても怒るべきシチュエーションで怒らないはちょっと問題がありますね。
弊社の社内でもそういうことがあって、「怒るべきだ」と注意したことがあります。

昨年の年末近くのことです。
社内で忘年会をやろうということになりました。
それはいいのですが、なぜか代表の杉山が自ら幹事をやる前提で行動を始めました。

そこは怒るべきところでしょう!
若手社員は「なぜ自分たちに幹事を任せないんだ! そんなに自分たちが信用できないのか!」と激怒すべきとシチュエーションです。

代表にゴマをすって取り入るべきだといっているのではないのです。
杉山は何かと忙しく、本来であれば幹事なんかやっている時間はないはずなのです。
若手社員がそのような雑用は引き受け、杉山にはもっと有意義な仕事に注力すべきだと突き上げるべきなのです。

4月からは新たに2名社員が増えます。
これを機会に懇親会を行いたいと杉山から提案がありました。
この場合も、放置していると杉山が懇親会の幹事をする流れになります。

この場合もやはり怒るべきなのです。
いや、怒らなくてもいいけれど、自分たちが幹事を引き受ける提案をすべきだと思うのです。

このように書くと、やれ「古い体質だ!」とか言い出す人がいます。
いや、本当に古い体質で、若手が幹事をするのが当然というのであれば、放置していれば代表が幹事を自らやる流れになんかなりませんから。

繰り返しになりますが、代表にはもっとほかにやるべき仕事がたくさんあります。
雑用は自分たちで引き受け、彼でなければできない仕事に注力させることで、結果的には自分たちの利益にもつながるというものです。
彼に雑用を押し付けていれば、今は楽をできるかもしれませんが、長い目で見たときに割を食うのは結局自分たちなのです。

もし、そこまで長期的な視点に立つほどクロバーフィールドに在籍しているつもりはなく、短期間で転職するつもりであるなら、そのこと自体は責めません。
しかし、あからさまにそれを匂わす態度を示していると、そのような人物には会社は投資を行わなくなります。
結局は自分が損をするのです。

そういえば、この度、事務社員を募集することになったことで、自分の仕事がなくなるのではないかと懸念している社員もいるようです。
そこもやはり怒るべきシチュエーションだと思うのです。

「自分がいるのに、なぜわざわざ求人を出すのか?」

そう問い詰めた上で、今からでも求人を取り下げさせ、「経営以外のすべての業務は自分に任せろ!」と豪語するぐらいであって欲しいものです。
怒らずに周囲に合わせることは決して美徳ではないのですが、そのことをわかってもらえるでしょうかねえ。

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