あの労基でココロオドル件(前編)
弊社のこのブログにおいて、ファンを増やしつつある馬詰です。
弊社にお越しいただく営業さんの若干名から「ブログ、オモロイですよね」と嬉しいお言葉を頂戴します。
先日、役所ネタがオモロイという感想をいただきました。
ことのついでに申します。
私のFacebookのプチ介護ネタは抱腹絶倒です。
自画自賛ですがオモロイです。
負のイメージの介護をいかに笑いに変えるか、えっ?介護って楽しいん?と思わせます。
そこに命をかけています(笑)
ということで、役所ネタですね。
その営業さんから、役所ネタの何がオモロイかという理由もお聞きしました。
よくご存知の場所ということで、リアルさと共感によってオモロイやん!となるようです。
では、今回は労基ネタ、いってみます。
労基って一般的にはあまり足を運ばない役所のひとつだと思います。
しかしながら、私は個人的に労基には何度かお世話になっております。
労基なんてお世話にならんほうが幸せかもしれませんが、何でも経験です。
シンドイことも経験値がアップするならウエルカムです。
という私は労基とか裁判所とか、一般人としては関わりを持っているほうではないかと思います。
この手の役所に足を運ぶときには、エビデンスが必須です。
時系列に並べたエビデンスです。
客観的に意味を成すエビデンスです。
そういうエビデンスを集めるのはなかなか根気がいる作業です。
私はその根気がいる作業が結構好きです。
これでもか?!ということも調べます。
ということを踏まえて本題に入ります。
すみません、ここで軽く600文字超えています。
労基ネタ、長くなりそうです。
2回に分けることにします。
さて、むかしむかしのお話です。
私は足しげく労基に通っていました。
すっかり労基の監督官のお兄ちゃんと仲良しになりました。
そんな心温まるお話です。
このときは今までとは違う立場で労基に相談に行きました。
私が足を運んだことのある労基というのはカウンター越しにあっちとこっちです。
まずは相談担当のおっちゃんが相手してくれます。
カウンターの上に広げたエビデンスを繰りながら、相談内容を切々と語ります。
切々と語りながら、簡易ついたての向こうから聞こえてくる、お隣の相談が耳にはいります。
このあたり、私の脳はデュアルタスクです。
興味をそそられます。
会社のパワハラ具合を相談しています。
女性です。
ひどい会社があるものです。
カウンター越しの相談担当のおっちゃんは、当たり障りのないことを言って女性を慰め、今後の方針を提示して、とっととお暇させはりました。
まぁ、それが一番適当な対応なのでしょう。
そして、私です。
私の目の前の相談担当のおっちゃんも今後の方針を示し、とっととお暇させようという流れに持っていきます。
私は食い下がります。
おっちゃんがおっしゃいます。
「ちょっと待っててください」
と奥に引っ込みます。
しばらくして戻ってきたおっちゃん。
「監督官と話をされますか?」
と聞いてきます。
えっ?監督官?
監督官に会えるの?
監督官というえらいさんには、なかなかお目にかかれないシステムのようです。
食い下がってこそ会えるシステムのようです。
大抵のことは相談担当のおっちゃんが処理するというシステムのようです。
そんななかなかお目にかかれない監督官に会えるのです!
「監督官に、会う、会う!」と小躍りの気分です。
ですが、私はええ歳をした大人です。
ここは大人の対応をします。
「ええ、お願いします」
と言っておきます。
楽しみです。
どんな人が現れるのでしょう。
ココロオドリます。