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就業規則のHTML化を目指して

著者:高木信尚
公開日:2018/03/08
最終更新日:2018/06/21
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

この投稿は予約投稿なので朝7時に公開になりますが、書き始めたのは夜中の1時半を過ぎてからです。
つい先ほどまで、弊社の就業規則と格闘していました。

本来であれば、今回は昨日の続きで日本語の発音について書こうと思っていたのですが、さすがにこの時間からそんなヘビーな仕事はできません。
というわけで、さっきまでやっていたことを書いてみたいと思います。

弊社の就業規則は、従来はWordで書いていました。
Wordは箇条書きにしようとすると字下げがうまくいかなかったりして、やればやるほどイラつきます。
しかも、第〇章とか第〇条とかの番号が直接記述されていたため、ちょっと条項を増やすと番号がずれます。
当然本文中で参照している箇所もそれにあわせて修正しないといけません。

私がそんな作業をやれば間違う自信しかありません。
これまでは、そういった作業は馬詰が頑張ってくれていたのですが、さすがに頑張るところはそこではないだろうという気がしてきます。
そこで、前から考えていたのですが、面倒くさくて放置していたことにいよいよ取り組むことにしました。

Markdownのような記法で原稿を書き、何らかのツールを使ってHTMLかPDFを生成したいというのが狙っているところです。
技術社員以外も含めて誰でも簡単に扱えるようにするには、出力形式はHTMLがいいだろうと考えました。

ただ、労働基準監督署には紙で提出しないといけません。
そのため、普段はHTML版を使うのですが、紙に印刷したときにもそれなりの体裁になるように調整します。
久しぶりにスタイルシートを触ったので、ちょっともたついてしまいましたが、何とか形になりました。

変換するためのツールはいろいろ試したのですが、どうも痒いところに手が届きません。
結局、何のかんのいってもdoxygenが一番表現力が高いように感じました。
それでも完全ではないので、PHPで前処理を行ったうえで、doxygenで後処理を行う2段構えにすることにしました。

本当であれば2段でよかったのですが、doxygenで生成したHTMLにどうしても余計なテキストが出力されてしまいます。
いろいろ調べてはみたものの、原因がさっぱりわかりません。
さすがにそのままでは使えないので、やむを得ず、doxygenで生成したHTMLをさらにPHPで最終処理することにしました。

ちょっと強引でしたが、今回のところはまあこれでいいでしょう。
そのうち時間が取れるようになれば、もう少し真面目に調査したいと思います。

最後はちょっと邪道に走りましたが、何とか就業規則をHTML化することができました。
この機会に内容も改定するので、これからその調整に入ります。

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