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EWWW Image Optimizer:猫でもできるWordPressのプラグイン選び12

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/01/27
最終更新日:2018/01/27
カテゴリー:技術情報
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今回紹介するのは「EWWW Image Optimizer」です。EWWW Image Optimizerは画像を最適化するプラグインです。スマホやタブレットなどのモバイル端末からホームページをみる人が半数を超えている昨今、Webサイトの軽量化はますます重要になっています。

WordPressでWebサイトの運用を続けていると、当初想定していたよりもたくさんの画像を登録することになるものです。きれいな画像を使えば使うほど画像の容量は大きくなっていくので、1ページあたりの画像数が多いページでは通信速度が遅い環境からの閲覧時に表示速度が遅くなってしまいます。

ブロードバンドの急速な普及に伴い、Flashなどを使ったインタラクティブなコンテンツも増え、ホームページのサイズは増加傾向にありました。しかし、iPhoneの登場と前後して「モバイル端末でWebサイトをみる」ことが増えてきました。モバイルの通信速度は家庭で使われているブロードバンドに比べると遅いため、改めてホームページのサイズを抑える方向に舵が向けられ、Googleがページの評価にサイトの表示速度を取り入れることを明らかにしてからはその傾向がさらに加速していきました。

しかし、すでに公開して運用を続けているWebサイトには、数百、数千の画像がアップロードされていることもあります。このすべての画像について最適化、いわゆる軽量化が求められました。しかし、これらを手作業で修正するというのはあまりにも現実離れした作業です。ローカルにも同じ画像を保管しているようなきちんと管理されているサイトでは、Photoshopなどのバッチ処理で一気に最適化することもできたかもしれません。しかし、たとえばたくさんの運営者によって運営されているWebサイトなどのように、ローカルのファイルが一箇所にない場合などでは、画像を集めるだけでも一苦労です。

もちろんサーバー上でもプログラム的に処理することができるのですが、少しだけハードルの高い作業なので、プログラミングが苦手なWebデザイナーやWeb担当者はローカルにファイルダウンロードして、コツコツとファイルを修正するしかありませんでした。

「EWWW Image Optimizer」は、WordPressのメディアに登録されたたくさんの画像をボタンを押すだけで一度に最適化してくれる夢のようなプラグインです。サーバー上での画像処理は時間がかりますが、これをバックグラウンドで実行してくれるなど、至れり尽くせりの機能が実装されています。

EWWW Image OptimizerはWordPressのメディア設定に基づいて最適化の処理を行います。現在のWebサイトで必要な画像のサイズなどを改めて検討し、メディア設定に反映してから、一括処理を行うことをおすすめします。
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