曲作りとプログラミングとニョロの巻
弊社、年始は5日から営業を開始しています。
(といっても、また、3日お休みですが)
しょっぱなから某所に出向くため7時過ぎに家を出ました。
いわゆる直行っていうヤツです。
馬詰です。
初めての場所に行くときは、約束の時間より20分ぐらい前に着くように出ないと落ち着かへんという、どんならんタチです。
ちゃんと洗濯物も干して出ました。
そこから会社に戻ります。
戻るというか出社です。
9時半過ぎには事務所に着いたと思います。
この日は北本っちゃんが社内作業の日だったので、私より先に出社しております。
事務所に入っても、そんなに暖かくありません。
遠慮して暖房をつけていないのかと思ってしまうほど、寒い朝でした。
さすがにちゃんとスイッチは入っておりました。
カチャカチャとキーボードを叩く音が聞こえます。
彼は年末から何やら作っております。
C♯で作っているようです。
お昼ご飯を食べ、休憩のとき、いろいろ話をします。
っで、
「どんな感じ?」と尋ねます。
何がどんな感じ?なのかと申しますと、今作っているモノです。
彼は編曲というか作曲でしょうか。
そんなのことをするらしいです。
私が好きなU2やノエル・ギャラガーのノリのものやなく、非常に高尚なクラシック音楽です。
このあたりに、北本っちゃんと私のしゃべりのノリの違いを感じます。
私みたいに「クソ腹立つおっさんやなっ!」という文言は、彼のお口からは出てまいりません。
彼はゆっくりとした口調で言います。
「プログラミングって作曲するのと似てるんです」
「えっ?それはどういうこと?」
「うまく口では言えないんですが・・・」と考える風情にかぶせてしまう私です。
「それって思考的なもん?」
「作り方というか・・・」
「あっ、それ、高木さんも言うてはった!」
イラチな私はすぐにかぶせてしまいます。
いや、私なりに彼のスピードに合わせて待ちの姿勢ではあったのですが、辛抱たまらずかぶせてしまいました。
北本っちゃん、ごめんよ。
ちなみに魔太郎と2人で喋るときは、ほぼ魔太郎が喋っているという状況です。
「こんな感じです」
と現時点の出来具合を見せてくれます。
「ほぉー」
ほおーしか言えません(笑)
「ココがまだちょっと・・」と未完成部分にマウスを持っていきます。
「この”ニョロ”のここがね」
の”ニョロ”に食らいついてしまいました。
「えっ?今、なんて言った?ニョロって言った?」
「はい、ニョロです」
「えっ、これ、ニョロって言うん?」
「はい、僕はそう言ってます」
「それは正式というか、そう呼ぶもんなん?」
「んー正式かどうかはわかりませんが」
「そうなん?ニョロなんやぁー私はいつも”から”って言うてた」
というか、変換していた。
ニョロに感動しながら、自分の机に戻り、午後からの仕事を再開します。
思い出したように、確認したくなります。
“ニョロ”と打つと、”〜”が出てきました。
「おぉー北本っちゃん、出てきた!ニョロ!」と叫んでしまいます。
こうなるとスマホでも確認したくなります。
スマホのメモアプリで”ニョロ”と変換してみました。
iPhoneでは”〜”は出てきませんでした。
残念です。