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古都って何?

著者:高木信尚
公開日:2017/12/29
最終更新日:2017/12/29
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

クローバーフィールドは年末休みに入りましたが、ブログの更新は止まりません。
年末だろうが正月だろうが、ガンガン投稿していきます。

先日、馬詰が「なんで?」や「なに?」の連呼はしないと書いていましたね。
私はまだ馬詰より若いので「何?」を連呼しています。
調べてわかることなら自分で調べますが、「一人称で対応できる」とかはいくら調べても意味がわかりませんから。

今回の「何?」は「古都」についてです。
こんな私でも、さすがに「古都」の意味ぐらいはわかります。
けれども、「古都」とそうでない処のボーダーラインが曖昧な場合があるので、その辺をはっきりさせようというのが今回の趣旨です。

日本には「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」という法律があります。
この法律では、「わが国往時の政治、文化の中心等として歴史上重要な地位を有する京都市、奈良市、鎌倉市及び政令で定めるその他の市町村」と定義されており、必ずしも社会通念上の古都と同じではありません。

社会通念上の古都に該当するのがどこかについても微妙なところがありますね。
過去に都が置かれていたところという意味では、平城京や平安京にあたる地域はもちろん、クローバーフィールドの近くにも難波宮がありましたので、ここも当然古都ということになるでしょう。

京都なんかは古都というイメージがぴったり当てはまりますね。
でも、京都府全域が古都かというとそんなことはありません。
京都府というのは、旧国名でいえば山城、丹波、丹後が該当しますが、このうち丹波や丹後は古都とはいわないと思います。

旧山城であっても、長岡京なんかは古都ですが、宇治や城陽なんかは古都とは違うと思います。
私も以前は城陽に住んでいたことがありますが、単なる田舎で古都らしい要素は何もありませんね。
ちなみに京田辺は、短い期間でしたが筒城宮があったので古都といえると思います。

普通に考えて「古都」には該当しないけれど、目一杯拡大解釈して「古都」に住んでいることにすれば、何らかのステータスを感じられる人も世の中にはいるようです。
そういう人は、大津市も古都になっているからということで、雄琴の歓楽街も「古都」だと主張するのかもしれませんねえ。

どこに住んでいるかなんて本当はどうでもよくて、大事なのはその人の中身だと思います。
中身がカラッポだと、住所や出身地、肩書などを粉飾したがるのではないでしょうか?

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