音声合成の実験
高木です。こんばんは。
私は以前から音声合成には興味を持っていました。
技術視点での興味もありますが、あの無機質な読み上げは、それはそれで一種の演出になり得るのではないかと考えたからです。
機械的な音声合成で、スムーズに読み上げさせるには、辞書登録はもちろん、いろいろな微調整が必要になります。
辞書登録をするにしても、単に漢字で表記された語によみがなを与えるだけでは不十分で、適切なアクセントを指定する必要があります。
また、ルール通りのよみがなではなく、スムーズに音声合成できるようなよみがなを与える必要もあります。
今回は、そんな音声合成の実験として、ふたつばかりのテキストを読み上げさせてみました。
ひとつめは、「君のブログに恋をして」のプロローグ編です。
もうひとつは、最新話である暗黙の了解編です。
実際聞いてみました。
悪くはないのですが、しょせんは音声合成です。
小説の朗読にはやはり向いていないように思います。
YouTubeにアップロードする動画を作る際には、やはり人間が朗読した方がよさそうですね。
とはいえ、読み上げの速さ、間の取り方は今回の音声合成の感じで悪くないと思います。
人間が読み上げる際も、参考にできそうです。