リレーで大切なのは選手間の信頼関係【月いちテーマ】
高木です。こんばんは。
月いちテーマの投稿をこんな月末ギリギリに行うのは本意ではないのですが、今回はまあしかたがありません。
公の場で取り上げて申し訳ないですが、今回はこの件に対して少々苦言を呈したいと思います。
とはいえ、今月のテーマは「運動会」ですので、そのテーマに合わせた形の苦言にする必要があります。
だから今回のタイトルのような話になるわけです。
運動会にはさまざまな種目がありますが、今も昔も、何とか対抗リレーというのは盛り上がるものです。
リレー競技というのは全員が参加できることは稀です。
だから、選手として出場する子、自席で応援する子がそれぞれの立場で精一杯競技に参加するから盛り上がるのだと思います。
リレー競技では、無事完走し、成績を残すには選手間の信頼関係が不可欠です。
どんなに足が速い選手がいても、リレーである以上、ひとりで勝つことはできないのです。
選手全員が補欠も含めて一丸となってこそ、良い成績を残せるというものです。
競技ではありませんが、この「月いちテーマ」も一種のリレーです。
ブログを投稿する一人一人が選手だといえます。
前の走者は後の走者が走りやすいように、最大限の努力を払うべきなのです。
ところが、バトンを受け取ったはいいけれど、長時間走り始めない選手がいたとしたらどうでしょう?
あるいは「ウサギとカメ」の寓話のように、途中でサボってしまう走者がいたらどうでしょう?
選手には足が速い者もいれば、そうでない者もいます。
それはしかたがないことです。
しかし、そもそも走り始めないとか、途中でサボるとかは論外です。
こうしたリレーのようなことは、仕事においても、あるいは人生においても、実はよくあることなのです。
多く仕事、とくにもの作りにおいては、仕事を完成させるにはいくつもの工程を重ねる必要があります。
これも一種のリレーですね。
たとえば、着手してから半年後が納期の仕事があったとしましょう。
途中でトラブルが発生したり、予想以上に難度が高かったりして、それぞれが精いっぱいやったけれども納期に納期に間に合わないということがあります。
これは誰を責めてもしかたがないことで、全員で一丸となって乗り切るしかありません。
しかし、途中の工程の誰かが、何週間も放置していた結果、納期に間に合わないとなればどうでしょう?
これは許されないことですね。
人生におけるリレーというのもあります。
私たちの命は、先祖から子孫へと受け継がれています。
これも立派なリレーなのです。
途中で誰かがサボれば、その血統は絶えます。
これが王朝とかであれば、血統が絶えることは「滅亡」なのです。
リレーをリタイアするというのは、それほど重いことなのです。
あまり厳しいことをいってもしかたがないと諦める人も多いようですが、内心は競技を棄権するぐらい断腸の思いだったりするわけです。
競技であれ、もの作りの工程であれ、血統をつなげることであれ、それに関わる当事者の信頼関係があってはじめて成立するものなのです。
ということで、あえて今回は公の場で苦言を呈しました。
私がこれを書いているのは10月29日の夜です。
必ず私までバトンがわたることを信じて、予約投稿したいと思います。
無事私までバトンが渡った場合、来月のテーマは「勤労感謝の日」とします。
最初の走者は馬詰を指名します。
来月からはメンバーが増えますので、なるべくルール説明もお願いします。