業務委託契約って何?
高木です。こんばんは。
職業柄、いろんな会社との契約書に目を通す機会があります。
特に多いのが業務委託契約書と秘密保持契約書の二種類です。
今日も業務委託に関する基本契約書を確認しました。
率直な感想としては、今日の基本契約書はかなりセンスがよかったと思います(細部についてはツッコミどころもありましたが)。
さて今日は、そんな業務委託契約書についてです。
私は法律の専門家ではないので、そんなに詳しいわけではありませんが、業務委託契約というのは法律の用語ではないらしいですね。
請負契約と委任契約(または準委任契約)をひっくるめたものが、業務委託契約と呼ばれているようです。
弊社の場合、請負契約も準委任契約も扱っているので、業務委託契約というのが一番多いということになります。
ただ、同業他社さんの場合、準委任契約ばかりという会社も少なくありません。
請負契約の可能性は残しつつも、現実には準委任契約オンリーのところも多いのです。
そんな会社の業務委託契約書を見ると、請負契約についてのことなのか、準委任契約についてのことなのかが不明瞭な場合も多々あります。
いっそのこと二つに分けて契約書を作ればもっとスッキリするんでしょうけど、そうはならないんですよね。
現実には発生しない請負契約のために、わざわざ専用の契約書を作るような労力は払いたくないけれど、準委任契約ばかりというのも嫌なんでしょうか?
その点、今日確認した契約書は、ひとつの契約書に請負契約も準委任契約も入っていましたが、あまり不明瞭なところがありませんでした。
だからセンスがいいと書いたのです。
中にはひどい契約書もあって、「誰か日本語に翻訳してくれ!」と思わず叫んでしまうようなものまであります。
そういう契約書の場合、その会社の営業担当者も自分の会社の契約書を読んでいないことが多いようです。
内容を知らないまま契約を結ぶとか、私には怖くてできませんが、そういう営業もいるんですね。
面白い契約書の中身については、あまり深いことをブログで書けないのが残念です。
機会があれば、何らかの形でお伝えできればと思いますが、難しいかもしれませんね。