反省のない人間に成長はない件
先日、訪問いただいた営業さんと話をしていて、「僕は悪くないんです」っていうヤツほど、悪人やとつくづく思った馬詰です。
小学生のときにクラスにそんなヤツ、ひとりはいました。
ケツの穴の小さいヤツです。
と、冒頭から辛口全開ですみません。
学生のとき、試験のあと、返された答案用紙。
「間違えた箇所をやり直しなさい」と学校の先生はおっしゃいます。
このときのやり方です。
上っ面だけやり直すだけでは、次にまた同じ箇所で間違います。
何をどう考えたから間違えたと、その考えではダメだと、しっかり認識しないといけません。
間違えた思考を認識して正しい思考のその正しさをしっかり認識してこそ、答案用紙やり直しの意味があります。
これをキチンとやっている子どもは伸びます。
点数に一喜一憂するより、やり直しに注力するのが大事です。
社会人になってからもそれは同じです。
人間ですから、いろいろ間違いを起こすでしょう。
そのときに自分の行動を真摯に受け止め、しっかり認識し反省してこそ、成長します。
自分の非を認めず、いや、それどころか責任転嫁し相手を責めるようでは、同じことを繰り返します。
成長は全く見られません。
そんな輩には近寄らないのが賢明です。
君子危うきに近寄らずです。
自分の過ちを認めず反省せずを繰り返して大人になるとやっかいです。
自分の過ちを過ちと認識する力が養われておりません。
また、それを人のせいにして自分を正当化する達者な口だけは身につけています。
正当化するだけならまだしも、相手を貶める行動に出ることをもします。
何もなければ、真面目そうに見えるのに、えっ?そんなことをするんですか?となります。
例えば、営業経費の領収書があります。
営業で外回りをしていて、疲れたから、甘いものが食べたくなります。
北浜に五感というお店があります。
美味しいですねー
五感に入って、歩き疲れた体に甘いスイーツを入れてひと息つき、何食わぬ顔で領収書の裏に◯◯社の誰それと情報交換と書いて経理に出したりします。
また、居酒屋に行きます。
会費と言って5000円ずつ徴収し、レジに向かいます。
支払います。
領収書をもらいます。
この時点でおかしいですね。
領収書、どうするのでしょう。
翌日、領収書の裏に参加者名を書いて、歓送迎会とかなんとか書いて、経理に出します。
こんなことをさらーとします。
ここで胸が痛むことがないのが問題です。
善悪の判断が麻痺しているのかもしれません。
これは一種の病気かもしれません。
ネットで話題のサイコパスかもしれません。
年を重ねると自分の思考を変えるということが難しくなります。
謙虚に傲ることなくいつまでも柔軟な思考を持ち続けたいものです。