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そのボタンは押すな

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:杉山貴規
公開日:2017/09/29
最終更新日:2017/09/28
カテゴリー:雑記

クローバーフィールドの杉山です。

エレベーターホールでエレベーターを呼ぶときに押す「呼びボタン」の使い方にイラッとすることがあります。

呼びボタンに「一般ボタン」と「車いす専用ボタン」が設置されている場合、急いでいるのかどちらも押すひといますよね。

あれを見るとイラつきます。

一般財団法人日本エレベーター協会のFAQを確認してみますと、車いす専用ボタンと一般ボタンの違いとして扉の開閉時間が長く設定されているとあります。
車いすの利用者が乗り降りする配慮で妥当だと思います。

故に「お前、急いどんのやったら扉の開閉時間を長くしてどないすんねん。」と思います。

さらに車いす用のエレベーターの行先ボタンが設置されたエレベータを強制的に呼び出すことになります。
これビルによっては特定のかごのみに設置されている場合があります。

エレベータのかごの制御を考えるとどうでしょう。

勝手な想像ですが、複数のかごがある場合、上下に動作しているかごで最も条件に合致したかごをボタンの押されたフロアに向かわせるでしょう。

その際、車いす専用ボタンのついたかごも選考対象に含まれているのでしょうが、条件に合致しなかった場合、そのかごの条件に合致している別のフロアへ向かうでしょう。

しかし、車いす専用ボタンが押されることで優先順位が変わって、再度すべての呼び出しに対してかごの割り当を行う必要が発生します。

最適化されていた制御が「沢山ボタン押した方が早く来ると思う」(本人比)で、他のフロアでエレベータ待ちをしている人たちの時間を盗みます。ホンマに必要とするひとが待たされる可能性もあります。

と言う訳で、イライラがマシマシです。

「ワシは技術者や」とおっしゃる方がこれをするとイライラの替え玉投入で腹一杯です。

もし貴方が「車いす専用ボタン」をついでに押したなら、そっと後ろを確認してみてください。
イライラが喉元まで来ている私がいるかも知れません。

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