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ブラック企業とブラック社員の巻

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:馬詰道代
公開日:2017/09/04
最終更新日:2018/06/21
カテゴリー:雑記

ブラック企業の定義がよくわからない馬詰です。
最近やたらと耳にするブラック企業。
私が若い頃には聞かなかった言葉です。

私は学校を卒業して広告代理店に事務職で就職しました。
そこで社会人のイロハを教えてもらいます。
小さな会社でしたので、事務職オンリーの私は大して忙しくもなく、お給与を頂くのが申し訳なくなって2年経っだ頃、退職します。
次の会社は自分で探すつもりでしたが、社長紹介によるコネで簡単に決まりました。
非常にラッキーです。
今でこそひねていますが、若い頃は素直で努力家だったので気に入られていました。
その社長とはいまだに交流があります。

2つめは営業事務です。
会社自体はそこそこの規模ですが、私が籍を置く大阪営業所は少人数です。
ここで私は力量を存分に発揮します。
私なしでは事務所の中が回らんような感じです。
ここは結婚と同時に広島で暮らすことになり、物理的に通勤不可で退職します。

どちらもお給与はその頃の平均ぐらいでしょうか。
親元にいたので不満もなく、居心地も良かったです。

結婚し末っ子が年少さんになった頃、在宅ワークを始めます。
末っ子が小5の終わりに、在宅ワークをしながら社会に出ることを考えます。
そんな折、マッチングサイトで見つけたのが週一の事務員パート募集です。
きじねこです。
きじねこに入社し、その半年後、クローバーフィールドに入社し、現在に至るです。

私が籍を置いた(現在も置いている)職場はどれも労働組合はありません。
就業規則の改正は労使で話し合います。
現在、クローバーフィールドでは就業規則の改正案を作成中です。
私は元々が週一勤務でパート扱いでしたが、会社の状況、私の状況に応じて働き方が変わっていき、今は週3の短時間正社員契約です。
これは介護で抜ける時間があるので、それを考慮しての短時間正社員となっています。
就業規則にも短時間正社員の項目があります。

給与面も居心地(居心地といってもクローバーフィールドの影のドンは私かもしれないので悪い訳がありません 笑)も取り立てて文句はありません。
振り返ってみて、私自身はブラック企業を経験したことはありません。
学生時代のアルバイトを思い起こしても、なんら問題なく過ごしました。
最初の2社に関しては、就業規則をもらった記憶もなく、雇用契約書もあったかしら、です。
会社の当たりが良かったのだと思っています。

私自身、ブラック企業を体験していないので分かりませんが、身近な人の話を聞くとあるようです。
求人募集と実際の条件が違うとか。
残業代が出ないとか。
拘束時間が長いとか。
最低賃金法を守っていないとか。
パワハラ・セクハラがあるとか。
そもそも雇用契約書を提示しないとか。
ですかね。

最近はちょっとしたことで「ブラック企業」と、労働者側からの声があがるようにも見受けられます。
ブラック企業に敏感になっているように感じます。
自分の意にそぐわなかったらブラック企業という輩もいらっしゃいます。
ブラック企業はある種の流行り言葉?とさえ思うときがあります。
なので、ブラック企業の定義がよくわかりません。

逆にいうと、ブラック企業と同じようにブラック社員もいてるわけです。
就業規則違反をする人です。
立場を利用してパワハラ・セクハラをする人です。
会社の経費を我がもののように使う人です。
領収書改ざんとかですね。

会社としてのモラルの欠如がブラック企業なら、人としてのモラルの欠如がブラック社員を生みます。
就職する人も採用する側も、ある種の賭けみたいなものです。
会社の体質と個人の資質が合致するのが一番なのでしょう。
なかなか難しいです。

環境は人を作り、また、人によって環境は作られるので、会社と社員が相乗効果で成長していけるのが理想です。
とりあえず、きじねことクローバーフィールドによって、私は成長させてもらっているのですが、さて、会社はどうでしょう。
という、オチでした(笑)

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