カフェ・クローバー、開店中の巻
カフェ好きが高じて、この度カフェをオープンした馬詰です。
すみません、嘘です。
私の趣味のひとつに陶芸がございます。
京都の岩倉にある陶芸教室に通っています。
不定期です。
数ヶ月に1回とかですので、毎回初めてのレベルです。
先生ご夫妻が同年代。
子どもも同世代ということで、お友だちのところで教えてもらうというノリで、おしゃべりに花が咲きます。
いえ、花が咲きすぎる感が否めません。
ゆえにまったく上達しないという図式なっております。
先生にかなりの部分、助けてもらって、出来上がったものはちゃんと使えます!という作品になります。
器の中でも好きな形がございます。
私は蕎麦猪口の形が好きでございまして、”蕎麦猪口にもなるお湯呑み”を10個以上作陶いたしました。
これ以上は自宅の水屋(昭和の時代の言葉ですね〜)に入りきれません。
なのに、5月に作陶したときにも、”蕎麦猪口にもなるお湯呑み”を3個作りました。
なので、これが出来上がったら職場で使おうということになりました。
なりました、というても、誰に相談するわけでもなく、勝手に私の心の中でそうなったということです。
一般的に職場で使うとなると、自分がお茶を飲むときに使うとか、そういう謙虚な感じでしょうが、私は違います。
どや!これ、私が作ってん!参ったか?
と言わんばかりになります。
そうです、弊社にご来店、いやいや、ご来社いただいた方に、「今日は暑いですねぇ、冷たいお茶をどうぞ」という、いわゆる営業の場ですね。
そこで、ドヤ顔で自分が作った器を出そうという魂胆です。
そして、目の前の方が器なんぞに目もくれず、「最近どうですか?」と営業トークになろうとも、
「暑かったでしょう、まぁ、お茶をどうぞ」
と、器を手にしはった瞬間、
「その器、私が作りましてん(どや!)」と言おうと目論んでいます。
いや、実はすでに、そう言ってしまいました。
昨日、ご来店いただいたマブダチ(営業のお友だちです)に「ふふっ、これ、私が作りましてーん」と、冷たいお茶を進呈させていただきました。
「綺麗なブルーやねえ」と色を褒めていただき、
また、「きれいな形やねぇ」とも。
「いやいや、よう見て、真上からみると、円がヒョコいがんでいるねん」と、そのヒョコいがみ具合がまた、「これが手作りの味っていうん?!ええやろー」となるわけです。
どっちに転んでも、ええやろーです。
そんな、ご自慢の器は↓
冷たいお茶も温かいお茶も映える器となっております。
そのうち、ハンドドリップの珈琲でも淹れる日がくるかもしれません。
カフェ・クローバー、絶賛、開店中でございます。
あっ、ちゃんとお仕事の話もします。