行動しなければ失敗しない?
高木です。おはようございます。
世の中には極端に失敗を恐れる人たちがいるようです。
失敗するのが怖いの誰でもそうですが、そういう人たちは勇気を振り絞って足を前に出すことがありません。
よく「絶対失敗したくなければ、何もしないことだ」といった話を聞きます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
ここで、最初に考えないといけないのは、どうなれば成功なのかということです。
成功しなければ、それはすべて失敗です。
(部分的な成功というのはあるでしょうが……)
ケースバイケースかもしれませんが、通常は期待した結果が得られれば成功ではないでしょうか?
行動しようがしまいが、期待した結果が得られなければすべて失敗ということになります。
こう考えると、行動しなければ期待した結果が得られることはほぼないので、行動するしかないという結論に至るはずですね。
しかし、期待した結果というのが、責任を問われることもなく、保身に成功するということであればどうでしょうか?
通常、従業員 ―― いや、より正確に被雇用者と呼びましょう ―― が命令された行動を起こした末に失敗したとしても、解雇されるとかの形で責任を取らされることはありません。
あってはならないのです。
まあ、左遷ぐらいはあるかもしれませんけど。
一方で、命令された行動を起こさずに、結果として期待した結果が得られない、すなわち不戦敗した場合には、これは命令違反なので責任を問われてもしかたがありません。
仕事において、出世するということは責任範囲を広げることとほぼ同じです。
責任を取りたくないのであれば、一生うだつが上がらない人生を覚悟しなければなりません。