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GWなんかいらない。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/04/28
最終更新日:2018/04/26
カテゴリー:雑記

高木です。こんばんは。

たまには政治的な話をしたいと思います。
ゴールデンウィークと政治に何の関係があるのか疑問に思うかもしれませんが、そのあたり敏感な人であれば、すぐにピンとくるはずです。

大型連休ともなれば、帰省ぐらいならまだしも、やれ海外旅行に行くとかの計画を立てる人も少なくないでしょう。
しかし、派遣社員やアルバイトなど、時給ベースで仕事をしている人たちにとっては収入が減少して生活を直撃することになります。

国民の格差が大きくなった現代社会において、このような大型連休はもはや無用の長物ではないかと思うのです。
長期の旅行に行きたければ、有給休暇を取得するなどして行けばよいだけです。

さて、ゴールデンウィークがいらないとして、これを解体するにはどうすればよいでしょうか?

真っ先に思いつくのは「憲法記念日」の廃止でしょう。
とっとと改憲を実現して、こんな日は廃止してしまうのが吉です。

「憲法記念日」がなくなれば、連休を形成するためだけに発生した「みどりの日」も当然廃止です。
これでゴールデンウィークは完全になくなるはずです。

あまり祝日を減らしてばかりでもまずいので、5月ではなく4月にもう1日追加するのなら、時給ベースで働いている人たちにも多少は優しいかもしれません(締め日が20日とかならどうしようもないですが)。

4月に祝日を新設するならいい日があります。
本日4月28日は「主権回復の日」です。
これを記念日として祝日にするのが一番でしょう。

この方針を今年のカレンダーにあてはめると、

23242526272829
30123456
78910111213

赤字は休日、下線は祝日

このようにちょうどいい感じに大型連休がなくなり、ほどよく祝日がばらけてくれます。
「主権回復記念日」も「昭和の日」も、それぞれ28日、29日以外にはあり得ず、くだらないハッピーマンデー制度の影響を受けることもありません。

あと、ゴールデンウィークとは違いますが、「憲法記念日」が廃止されれば、それに伴って改正すべき祝日があります。
「文化の日」がそれです。

GHQは、嫌らしいことに、明治天皇の誕生日である「明治節」にぶつけて日本国憲法を公布しました。
それが11月3日であり、それが「文化の日」の由来になっています。
その6カ月後の5月3日に日本国憲法が施行され、「憲法記念日」になりました。

「憲法記念日」を廃止するのであれば、「文化の日」も廃止するのが望ましいでしょう。
あるいは、一部の市民団体や国会議員の間で動きがあるように、「明治の日」として仕切り直すのもいいでしょう。

というわけで、ひとつは時給ベースで働く非正規労働者たちの生活を守るため、そしてもうひとつは、GHQ占領時代の爪痕を排除するため、ゴールデンウィークなんかいらないのです。

  1. 検索してこちらに辿り着きました。

    私もゴールデンウイーク不要論者ですが、祝日をいじるのは非現実的(法改正が必要)なので、運用面に変化を望みたいところです。

    例えば、すべての祝祭日を出勤日にし、その日数(17日)を有給休暇として付与する労働慣習が広まればいいかと。そもそもサービス業の方々は祝祭日関係なしに働いているのだし。

    • 高木信尚 より:

      コメントありがとうございます。

      祝日法第3条(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO178.html#1000000000000000000000000000000000000000000000000300000000001000000000000000000)では、「『国民の祝日』は、休日とする」と定められているので、すべての祝日を出勤日にするのも結局は法改正が必要かと思います。

      それと、祝日は単なる休日以上の意味があります。
      いろんな意味で「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」にふさわしくない日は、平日に戻すべきだと思います。

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