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「勝ち組」と「負け組」

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/01/26
最終更新日:2017/01/27
カテゴリー:雑記

高木です。こんばんは。

10年ほど前からでしょうか、「勝ち組」「負け組」という表現を見聞きする機会が出てきたのは。
私自身、それらの言葉を見聞きすることはあっても、自分では使ったことがなく、正しい意味や正しい用法がよくわかっていませんでした。

このたび、久々に「勝ち組」「負け組」という言葉に触れる機会がありました。
そこで、これらの言葉の意味だけでも正確に把握したいと考えました。

Wikipediaなんかで調べると、「勝ち組」というのは第2次大戦で日本が負けても、なおも「日本が勝った」と信じている在外邦人のことが書いてありましたが、さすがにこれは普段目にする「勝ち組」や「負け組」とは違います。

もう少し調べてみたところ、「神経症的競争にとらわれた人たちが不必要に敵対意識を持ってしまっていること」だとのことです。
なるほど、これなら分かります。

では、神経的競争とは何かが問題になってきますね。
これは、自分が勝つとか成功するとかではなく、他人が失敗することに重きを置くことです。
確かに神経症ですね。

どうしてそのような状態に陥ってしまうのかについても考えてみました。
いろいろな状況があるので、確実に「これが理由」とはいかないでしょうが、私がいろいろな人を見てきた経験からすると、強いコンプレックスに原因があるのではないかと思います。

以前、「差別用語と敬語」というタイトルで投稿したことがありました。
自分に自信がなければ、他人を貶めることで、相対的に自分の優越感を満たそうとするのかもしれません。
いや、優越感云々ではなく、自分の劣等感を覆い隠し、どうにかこうにかプライドを維持するといった方がいいでしょうね。

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