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色のめがね

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/01/22
最終更新日:2017/01/22
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。こんばんは。

私は子供のころから強度の色覚異常と診断されてきました。
実際、色の見分けは本当に苦手で、微妙な色合いはほとんどわかりません。

具体的にどれぐらい酷いかというと・・・・・・

まず、赤と緑の2色LEDがありますが、あれは全然区別がつきません。
実際には、赤と緑で若干明るさが違うので、よく見れば変化したことはわかります。
いくつものLEDが並んでいれば、明るさの違いで、同じ色のものと違う色のものも何とか区別できます。
こんな感じなので大変疲れます。

ほかにも具体例としてよく紹介するのは、妻がグリーンとピンクのペアの箸を買ってきたエピソードです。
そんな微妙な色合いは、相当注意深く見ないと私に区別ができるはずがありません。
当然、間違って妻の箸を使ってしまうことがありますし、それどころか、グリーンとピンクの箸を1本ずつ使ってしまうことも少なくありません。

似たようなエピソードは歯ブラシでもあります。
やはり、私に区別がつきにくい色の歯ブラシを買ってくるので、当然のように間違うのです。

こんな私ですが、世の中は便利になったもので、カメラで映せば色を教えてくれるアプリが出回っているのです。

以前まで使っていたのは「カラールーペ」でした。
このアプリは便利で、何の設定もせずに期待した結果を教えてくれました。
ところが最近はどういうわけかダウンロードできなくなってしまっています。
スマホを機種変更したときなど、新たにダウンロードできないために使えなくなってしまうのです。

しかたなく、別のアプリを探しました。
無料のものも有料のものも、手当たり次第にインストールして使い勝手を比較しているところです。
それらを順番に(簡単ですが)レビューしていきたいと思います。

まずは、「色のめがね」からです。
「色のめがね」は無料で使うことができます。

このアプリの印象をひとことでいうと、無駄に専門的すぎるということです。
まず、色覚タイプを設定しないといけないのですが、P型、D型、T型とかいわれても、自分がどれに該当するかなんて知るはずがありません。

また、カメラで画面の真ん中に映した箇所の色を、テキストで表示させるだけのことがデフォルトではできません。
いくつもあるボタンを手当たり次第に押してみて、やっと出すことができます。

そして、表示される色も、CIELABとかマンセル値が最初に表示されて、一般的な色名はその後に表示されます。
まだ、RGBやCMYならいいんですけど、CIELABとか、CIELUVとか、マンセル値とか、さらにはXY色度図まで出てきます。

私は、最近は照明の仕事をすることが多かったので、その辺の色モデルの知識があったからよかったものの、普通はそんなことをいわれてもさっぱりわからないはずですね。
それに、知識はあってもそんな情報は欲しくないのです。

「カラールーペ」であれば、RGBとかHSVとかで表示されて、HSVは色相環を使って図示してくれていました。
ちゃんと設定すればそれなりに使えますが、ほかにもっといいアプリはないものか調べたくなってきますね。

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