辞めないこともその人の能力
高木です。おはようございます。
昔と違って終身雇用制度が崩壊しつつある現在、転職を経験するのはごく普通のことになっています。
それ自体をどうこういうつもりはないのですが、あえて会社を辞めないというのは、ある意味その人の能力ではないでしょうか?
今日はそのことについてお話ししてみたいと思います。
転職、あるいは必ずしも転職を前提としなくても退職する理由は人それぞれです。
中には、家庭の事情や健康状態などが原因で、やむにやまれず会社を辞めざるを得ない場合もあることでしょう。
あるいは、独立するなどさらなる飛躍を目指して、前向きな理由で会社を辞める場合もあると思います。
ところが、これまでの経験上、会社を辞める人の多くは会社が嫌になって辞めていくケースが多いようです。
人間関係でこじれるとか、仕事ができなくて居づらくなるとか、そもそも働くことが嫌になったとか・・・・・・。
会社勤めをしているといろいろ大変なことがあります。
けれども、ひとつ確実にいえることは、嫌で嫌でしかたがないときに辞めると、次はどこにいってもうまくいかないということです。
自分にとって都合が悪くなるたびに転職を繰り返していると、一生うだつが上がらなくなってしまいます。
私自身、今の立場になるまでには何度か転職した経験がありますので、あまり偉そうなことがいえる身でもありません。
けれども、自分の失敗経験も踏まえた上であえていうのです。
「辞めないこともその人の能力ですよ」と。