まつもとゆきひろ氏➁
営業Yです。
願いが叶い。”まつもとゆきひろ氏”の講演会へ行ってまいりました。
黒のTシャツ姿で登場。52歳とは思えない爽やかさと茶目っ気のある、素敵な方でした。
講演目は「IoT社会に向けてのRubyの可能性」。
「中央集権的IoT」がメジャーとなっている現在ですが、これからは「分散処理IoT」の時代が来る!そうです。
何かというと。”組込みシステムにおけるソフトウェア開発”の需要が増えて来る、ということ。
先立って、Rubyの組込み向けの軽量版『mruby』(エムルビー)が2012年4月に誕生しました。
誕生後の認知へ向けての動きがどれほど大変だったか、どれほど見向きもされなかったか、「辛すぎた。初めて心が折れました」とお話しされていらっしゃいました。
そして印象に残ったのは。このmruby誕生が「デジタルカメラ誕生」の時と同じ現象である、というお話。
デジタルカメラがこの世に出た当初、フィルムカメラを扱うプロ始め「そんなものは絶対に誰も使わない」と、批難轟々だったそうです。
しかし現在。ご存知の通り—。
「状況はオセロのように変わり。一瞬で白黒逆転する。
でも、テクノロジーはすぐにはできない。だからこそ、未来を予測して仕込んでおかなければならない。
“できない理由”は必要ない。変化を先取りすることが大切なのです。」
と。
私は技術のことは分かりません。でも”まつもと氏”ご本人にお会いできたことに併せて、ひとつ、胸に響く貴重な時間となりました。ありがとうございました。
☆ちなみに。弊社、クローバーフィールドでは組込みソフトウェア開発が可能です。
どうぞ宜しくお願い致します。