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プログラミング言語なんか何でもいい?

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2016/01/06
最終更新日:2017/12/27
カテゴリー:雑記

こんにちは、高木です。

今回のタイトルのように、「プログラミング言語なんか何でもいい」という主張をする人は少なくありません。
私自身、そのように主張することもあります。

けれども、それはあくまでも特定の文脈の中でのみ通用する主張です。
一般論として主張するのであれば、あまりにも言葉足らずで誤解を生みやすい表現です。

できるだけ正確に表現しようとすれば、次のようになります。
「すでに知見のある分野に限れば、その分野に適したプログラミング言語であれば何でもいい」

知見のない分野であれば、たとえプログラミング言語が同じであってもそう簡単にはいかないのは当然です。
たとえば、LinuxのネットワークプログラミングをCで開発していたエンジニアが、同じCだからといって科学計算のプログラミングを難なくこなせるかというとそうもいかないでしょう。

また、分野に適した言語でなければ、エンジニアがその言語を使えるかどうかに関わらず使えるはずがありません。
8ビットマイコンのプログラミングにRubyを使おうとしても実行環境自体がありません。
不便だとか機能的に劣るとかならともかく、実行環境自体がなければクソのレベルにさえ達しません。

当たり前といえば当たり前ですが、エンジニア以外の人たちは、ついつい言葉を上っ面だけでとらえてしまう可能性があります。
もちろん、それは勘違いしたエンジニア以外の人たちが悪いわけではありません。
あくまでも、誤解のないように正確な表現を行ったエンジニアの責任です。

そういうこともあって、私は自分の発言を補完する意味の兼ねて、こうしてブログを書いているのです。

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