捨てる勇気
こんにちは、高木です。
今年は例年になく忙しい状況が続きました。
あれもこれも、やらないといけないことが山積してくると、どれから手を付けていいのかわからなくなってしまうことがあります。
昔、私が似たような状況に陥ったとき、ある方から次のようにアドバイスされました。
「手当たり次第にやればいいじゃないか!」
どうせやらなければならないことであれば、できることから手当たり次第にとりかかるというのは、確かにその通りだと思います。
優先順位を付けられるのなら、そもそも「どれから手を付けていいのか?」と悩むこともないですから。
それはそうと、やることが山積しているときに一番必要なのは「捨てる勇気」ではないかと思います。
「優先順位」を付けるのは比較的簡単です。
けれども、本当に大切なのは「劣後順位」を付けることなのです。
何をやらないかを決めるのです。
これには「捨てる勇気」が不可欠です。
執着を断ち切らないかぎり、大胆に劣後順位を付けることは困難でしょう。
物事に劣後順位をつければ、やるべきことは絞られてきます。
結果、状況はかなりシンプルになりますので、本当にやるべきことに集中できます。
来年は意識して「劣後順位」を定める努力をしたいと思います。