PHP 7を使うことにしよう!
こんにちは、高木です。
私はウェブ開発に携わっているわけでもないのに、仕事でPHPを使う機会がそれなりにあります。
といってもウェブ開発はやりませんので、もっぱらコマンドラインでしか使いません。
しかも、最終的な製品となるプログラムをPHPで動かそうというのではなく、単なるコードジェネレータとして使うだけです。
このブログでもそのことは以前にも書きました。
CやC++の前処理に使うとか、JavaとC++の間でやり取りするデータ構造をPHPで定義してJavaとC++のコードを自動生成させるとか、C++で書いたネイティブ関数をC#から呼び出すためのDllImportを自動生成するとか、そういった使い方をしています。
そういう使い方ですからしがらみはほとんどなく、最新の環境を気軽に導入することができるのです。
これがレンタルサーバー上で動作するウェブアプリケーションの開発とかだと、そう簡単に新しいバージョンを導入するわけにもいかないでしょう。
ましてや、PHP 7はまだ正式版ではなくRC版しかないわけですし。
PHP 7のコアな機能で一番嬉しいのは、Windowsの64ビット環境でもintegerが64ビットになったことです。
今までは、Linuxではintegerが64ビットだったのに、Windowsでは32ビットになってしまって、振る舞いの違いがバグにつながったりしていました。
やむなくCygwinのPHPを使ったりしていたのですが、動作が遅いので困っていました。
ほかはやはりパフォーマンスの改善でしょうね。
これは実際にこれから試していかないとなんともいえませんが……。
今後、使っていく中で気づいたことがあれば、このブログでもレポートしていきたいと思います。