「PG」という侮蔑的な呼称
こんにちは、高木です。
今回は、自分の立場上、本当にこんなことを書いていいのか、ちょっと冷や冷やしながら書くことにします。
以前の記事で、「システムエンジニア」というのはプログラマーの仕事の一部しか“できない”、または“しない”人という見解を書きました。
ここでいう「プログラマー」は「システムエンジニア」でもできる仕事もやります。
一方で、「システムエンジニア」の仕事ができない人たちを指す言葉があります。「PG」です。
実際には、「システムエンジニア」を名乗る人たちであっても、「PG」の仕事をする場合があります。
分野によってはその方が多いかも知れません。
その場合の「システムエンジニア」は、単に「プログラマー」の別の呼び方でしかありません。
ところが、「SE」というのは「PG」に対しての呼称です。
つまり、他方の仕事が”できない”、または”しない”人なのです。
自分が名乗るのは勝手ですが、他人に対してこのような呼称を使うのは、かなり侮蔑的なニュアンスを含んでいるような気がしてならないのです。
そういえば、何年か前に別のブログでも似たようなことを書いていました。
そもそも論をいえば、「システムエンジニア」とか「SE」などという、訳の分からない曖昧な和製英語を導入してしまったことが問題の発端です。
こういう用語は使わないに限るのですが、営業さんとか、そうもいかない人たちがいることもまた事実なので、難しいところです。